「ディフェンダー (サッカー)」の版間の差分

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主な役割は相手選手、主にフォワード選手をマークし相手の攻撃の主に最終段階を阻みゴールを守ることである。
ディフェンスのラインコントロールなどもセンターバックが任されることが多い。また近代サッカーではディフェンスラインからの攻撃の組み立てを担う仕事を特に要求される場合ある。一般的にはボール奪取能力、ロングボールの処理能力、ポジショニングやプレーを選択する判断力、相手の攻撃陣に競り勝つ身体能力が特に必要になるポジションであり、空中戦に強い事が重要な要素となるため長身の選手が務める場合が多く、最も平均身長の高いポジションである。またその長身を得点力攻撃にも活かせるすため、ンターバクの選トプレーで相の場合ゴール前に配置される事常套手段である。また試合終盤に同点又は勝ち越しのゴールを狙って、セットプレー以外の場面でも前線に上げたままにする戦術がられる事があり、身長や強靭な体格に物を言わせて強引にチャンスを作ろうとする意味で、その作戦はしばしばパワープレーと呼ばれる。
 
守備の方法としてマンマークを行うときはセンターバックの選手は'''ストッパー'''('''ST''')と'''スウィーパー'''('''SW''')に分かれる。対してゾーンディフェンス(ラインディフェンス)を行うときにはそれぞれの選手が状況に応じて両方の役割をこなすことがほとんどである。ディフェンスの人数に応じてストッパーの人数が変動し、スイーパーの人数は常に1人である。
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なお、イギリスにおいてはセンターバックのことをセンターハーフと呼ぶ習慣がある。これは、1930年代に2-3-5のフォーメーションから[[ミッドフィールダー#センターハーフ|センターハーフ]]が下がって3-2-5のフォーメーションに変化したことから、中央のディフェンダーがそのままセンターハーフと呼ばれたという経緯による。
 
ヘディングの強さを攻撃に活かすためコーナーキックなどのセットプレー時にはターゲットマンとして相手ゴール前まで上がることが多い。
 
組織的守備戦術が成熟するのに従って攻撃の組み立て位置が下がり、センターバックの選手にもフィード能力が求められつつある。
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=== スウィーパー ===
[[ファイル:Sweeper.jpg|150px|thumb|スウィーパーの位置]]
'''スウィーパー'''({{lang-en-short|Sweeper}})とは「掃除人」を意味する名で、特定のマークを持たず、ストッパーの選手が抜かれたとき時や、相手フォワードに対してストッパーカバ選手を競らせた隙にボリングやルを処理、あるいは2列目から飛び出してきたMFの選手に対する守備など、カバーリング関連を行うポジションである。役割を最大限に活かすために、相手のセンターフォワードの人数よりも1人多くセンターバックを配置するフォーメーションである場合が多い。以前はカバーリングなどを行う為にストッパーの選手の後方に位置することが多かったが、ディフェンスラインをフラットに保ち、ラインの高さをコントロールすることが重要視される現在ではストッパーと並び横一列になる場合が多い。
 
=== リベロ ===