「吐血」の版間の差分

'''吐血'''（とけつ）とは、[[消化器]]が疾患や損傷によって出血し、[[口]]から[[血]]を吐く事。重大な疾患により引き起こされている場合があり多量の出血の場合は、緊急的に専門医の診察を受けるべきであと治療が必要となる<ref name=kompas.008>[http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000008.html 吐血・下血] 慶應義塾大学病院 KOMPAS</ref>。

嘔吐時に、吐瀉物に混じって若干の血が含まれる場合は、潰瘍によるものが多いため、気分を落ち着けさせて安静にして、早めの受診が望ましいとされるが、鮮血を吐く場合は、前出の食道静脈瘤破裂や重篤な消化器損傷が疑われるため[[119番]]に通報し、救急車の出動を要請の上、緊急に[[学会認定専門医|専門医]]の診察を受ける事が勧められる。窒息の虞があるため溜まった血を積極的に吐かせる喀血とは違って、吐血では積極的に血を吐かせたりはせず、吐き気が来たときに[[回復体位]]など楽な姿勢で吐かせる<ref>[http://www.pluswellness.com/checkup/ippan/0080215000/ プラスウェルネス記事「健康診断ガイド：検査の手引き」]</ref>。また消化器損傷による物であるため、医師の指示に従って絶食する必要がある場合も多く、いずれにしても専門医療機関での診察を受けるべきであと治療が必要になる。