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'''第二次性徴'''(だいにじせいちょう、{{lang-en-short|Secondary sex characteristic}})は、[[体]]全体での生物学的[[性差]]である。性的に成熟する過程で雌雄の形態の差を生じる現象は[[性的二形]]といわれ、多くの生物に見られる。人間においては、当初は[[第一次性徴]]のみの外形的性差が見られ[[生殖]]能力は持たないが、それ以降はその発達成熟に伴って第二次性徴が発現し、生殖能力を持つようになる。第二次性徴の発現が始まり、[[子供]]から[[大人]]の身体に変化している期間を[[思春期]]と呼ぶ。本稿では主に人体について記述する。
 
== 生理 ==
第二次性徴が発現する2年前よりLH-RHの脈動的分泌の振幅が増大し、[[視床下部]]からの[[性腺刺激ホルモン放出ホルモン]]の増加が生じ、それることによって[[下垂体]]より[[性腺刺激ホルモン]]が分泌される。によっを受けて[[男性]]では[[精巣]]が発育し、[[女性]]では[[卵巣]]が発育し、それぞれ[[精巣]]から[[テストステロン]]や[[アンドロゲン]]が、[[卵巣]]から[[エストロゲン]]が分泌されて生じ第二次性徴が発現する<ref name="YNJ3-1-003to008">{{PDFlink|[http://www.lib.yamanashi.ac.jp/igaku/mokuji/YNJ/YNJ3-1/image/YNJ3-1-003to008.pdf 思春期の発現・大山建司]}}</ref>。[[染色体異常]]や[[性分化疾患]]、[[内分泌器]]系の異常などがある人は、正常な性徴が見られない場合がある。
 
== 発育 ==
男女とも第二次性徴が現れる時期、順序、見た目、発達具合などには個人差がある。男性と女性とでは、女性の方が第二次性徴の発現が始まる時期が早い。
 
第二次性徴の発現が始まるのは、早ければ男性が9歳、女性が7歳7月から、遅くとも男性が13歳([[ティーンエイジャー|ローティーン]])、女性が11歳11月([[プレティーン]])、平均して男性が11歳6月([[小学校]][[高学年]])前後、女性が9歳9月(小学校[[中学年]])前後から<ref>{{refnest|group="注"|男性で9歳未満、女性で7歳未満から始まると思春期早発症、男性で14歳、女性で12歳になっても始まらない場合は思春期遅発となる。{{PDFlink|[http://www.lib.yamanashi.ac.jp/igaku/mokuji/YNJ/YNJ3-1/image/<ref name="YNJ3-1-003to008.pdf 思春期の発現・大山建司]}}<"/ref><ref name="Tanaka">[http://tanaka-growth-clinic.com/shishunki/shishunki_0_3.htm たなか成長クリニック・思春期]</ref>。}}である。[[肥満]]の人は早くなる傾向ある<ref>[http://woman.mynavi.jp/article/131106-026/ 太っている女の子は思春期が来るのが早い!-アメリカ研究] - [[マイナビ]]ウーマン、2013年11月6日</ref>。
 
最初に第二次性徴が生じるのは男性は[[男性器]]の発達、女性は[[乳房]]の発達である。男女別の第二次性徴の具体的発現順序などについては、[[思春期]]の項を参照のこと。
 
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
* [[第一次性徴]]
* [[精通]]
* [[初潮]]
* [[婦人科学]]
* [[小児科学]]
* [[類宦官]]
* [[性差]]
* [[性教育]]
* [[第二の性]]
 
{{性}}
 
{{DEFAULTSORT:たいにしせいちよう}}
[[Category:生理学]]