「ワルツ第9番 (ショパン)」の版間の差分

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'''ワルツ第9番'''[[変イ長調]][[作品番号|作品]]69-1は、[[フレデリック・ショパン]]が[[1835年]]に滞在先の[[ドレスデン]]を去る際に作曲した[[ワルツ]]である。生前には出版されず、[[1853年]]に[[ユリアン・フォンタナ]]によりショパンの原稿に手を加えて出版された。悲恋に終わったマリア・ヴォジンスカ([[w:Maria Wodzińska|Maria Wodzińska]])との「別れのワルツ」(Valse de l'Adieu、the Farewell Waltz)として有名である。
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[[wikt:lento|レント]]。[[ロンド形式]]。[[半音階]]下降進行による旋律が主題で、[[ヘ短調]]風に始まって8小節目で変イ長調となる。途中[[マズルカ]]風のリズムや三度の和声による部分もあり、舞踊性も見受けられる。[[イグナツィ・パデレフスキ|パデレフスキ]]編のショパン全集第9巻や、ナショナル・エディションの第27巻(B III)、ヘンレ社の原典版には、ショパンの原稿版とフォンタナ版の両方が収録されており、両楽譜を比較すると明らかな異同が見られる。
 
== 外部リンク ==
* [http://chopinproject.com/2008/03/19/waltz-in-a-flat-op-69-no-1-ladieu/ Hear a performance of the piece] at [http://www.chopinproject.com/ The Chopin Project site]
* {{IMSLP2|work=Waltzes_Op.69_%28Chopin%2C_Frederic%29|cname=Waltzes Op.69}}