「アンドロノヴォ文化」の版間の差分

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南シベリアとカザフスタンではアンドロノヴォ文化は[[カラスク文化]](紀元前1500-800年頃)に引き継がれる。この文化の担い手は非印欧民族といわれる一方で、原イラン民族との推定もある。
 
西端部ではスルブナヤ文化に引き継がれるが、これは部分的には[[アファナシェヴォ文化]]にも由来する。この地域で初めて歴史に登場する民族は[[キンメリア人]]と[[サカ]]または[[スキタイ]]で、アレクセーエフカ文化の後、[[アッシリア]]の記録に現れる。彼らは紀元前9世紀頃[[ウクライナ]]に、また紀元前8世紀頃[[カフカス山脈]]を越えて[[アナトリア]]とアッシリアに現れた。また西では[[ヨーロッパ]]に移動して[[トラキア人]]やシギュンナイ人Sigynnae<ref>[[ヘロドトス]]によれば[[ドナウ川]]の向こう、トラキアの北に、[[ストラボン]]によればカスピ海近くにいたといい、両者ともイラン系としている</ref>となった可能性がある。
 
==脚注==