削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
19行目:
'''芙蓉蛋'''(ふようたん、{{zh2|c=芙蓉蛋|p=Fúróng dàn|j=''fu''<sup>''4''</sup> ''jung''<sup>''4''</sup> ''daan''<sup>''6*2''</sup>}}<small>フーユンダン</small>、{{lang-en|Egg foo young}}、[[ラテン文字]]では''egg foo yung''や''egg foo yong''、''egg fu yung''と表記されることもある)は、[[中華料理]]のひとつで、中華風の[[オムレツ]]である<ref name=DT060108>{{cite news |url=http://www.telegraph.co.uk/comment/personal-view/3622178/Spare-ribs-egg-foo-yung-chop-suey-and-plenty-of-fried-rice-how-to-murder-a-Chinese.html |title=Spare ribs, egg foo-yung, chop-suey and plenty of fried rice: how to murder a Chinese |newspaper=[[デイリー・テレグラフ]] |date=2006-01-08 |first=David |last=Tang}}</ref>。
 
Egg foo youngという料理名は[[広東語]]に由来しているが、調理法は[[上海市|上海]]料理]]に由来していると考えられている<ref>{{cite web |url=http://chinesefood.about.com/cs/eggfooyung1/a/eggfooyung.htm |title=Egg Foo Yung - The Chinese Omelet: Elegant Egg Foo Yung is Perfect for Breakfast or a Main Meal |website=About.com |first=Rhonda |last=Parkinson|accessdate=2015-09-06 }}</ref>。
 
[[File:Tenshin-han_by_woinary_in_Osaka_Intl_Airport.jpg|thumb|300px|日本の中華風料理、[[天津飯]](芙蓉蝦を使用)]]
29行目:
[[日本]]でポピュラーな中華料理で「'''かに玉'''」とも呼ばれる'''芙蓉蟹'''(ふようはい)は、芙蓉蛋の一種で蟹肉を用いる。また、芙蓉蛋から派生した料理として[[天津飯]]がある。
 
[[{{仮リンク|インドネシア]]風中華料理|en|Chinese Indonesian cuisine}}にも芙蓉蟹があり、現地ではフーユンハイ({{lang-id|fu yung hai / pu yung hai}})と呼ばれている。フーユンハイの中身には通常[[人参]]、モヤシ、キャベツ、カニ肉(もしくは代用としてのエビ、[[鶏肉|鶏挽肉]])を用いる。フーユンハイは{{仮リンク|糖酢醤|en|sweet and sour sauce}}をかけて[[グリーンピース]]を散らして供される。
 
[[オランダ]]でもフーヨンハイ(Foe Yong Hai)と呼ばれ、甘い[[トマトソース]]をかけて供される。
 
[[イギリス]]中華料理では、芙蓉蛋は通常卵以外の食材を卵に混ぜ込んで堅焼きにしたオムレツであり、[[ソース]]もしくは[[グレービー]]とともに供される。
 
[[アメリカ風中華料理]]では、少なくとも1930年代に芙蓉蛋が取り入れられ、卵、[[野菜]]、肉もしくは[[魚介類]]を混ぜ込んだ[[パンケーキ]]状の料理が生み出された。また、アメリカ合衆国の地方独自の芙蓉蛋として、[[ミズーリ州]]の[[セントルイス (ミズーリ州)|セントルイス]]に{{仮リンク|セントポール・サンドイッチ|label=セントポール・サンドウィッチ|en|St.&nbsp;Paul sandwich}}がある。これは芙蓉蛋に[[マヨネーズ]]、[[イノンド]]の[[ピクルス]]、[[レタス]]や[[トマト]]を[[パン]]に挟んだ料理である。