「マーケティングオートメーション」の版間の差分
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{{出典の明記|date=2016年5月13日 (金) 07:55 (UTC)}}
{{独自研究|date=2016年5月13日 (金) 07:55 (UTC)}}
==沿革と背景==
大量生産・大量消費を前提としたマスマーケティングの時代から、消費者個別のニーズに合わせたOne to Oneマーケティングの時代へという市場環境の変化により注目を集めたものに[[顧客関係管理]]([[CRM]])がある。この概念をデジタル・コミュニケーション分野を中心に絞り込んだ概念が
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[[マーケティング]]とは、[[商品]]または[[サービス]]を購入する可能性のある顧客候補に対して情報提供(情報収集)などの[[マーケティング・コミュニケーション]]活動を行って相互学習状態を形成し、検討段階を先に進めて購買に至らしめ、さらなるコミュニケーションによって固定顧客化して[[顧客価値]]を高め、再購入や顧客連鎖を促進する、などの企業活動の[[拡大再生産]](あるいは維持)を図るための一連の行為である。(:''' [[マーケティング]]'''より抜粋)
これに対して、
==従来のwebマーケティングとの比較==
マーケティングを効率的に実践しようという観点では、従来のwebマーケティングもマーケティングオートメーションも共通している。しかし従来のwebマーケティングの概念が「より早くコンバージョンに持っていくこと」を主眼に効率化を図るのに対して、
===リスティング広告との協調===
概論の通り、
==営業との親和性==
マーケティングオートメーションは[[マーケティング]]の名を冠しているが、マーケティング活動のみならず個々の[[営業員]]の活動と親和性が高いツールである。これは、米国では営業部門がマーケティング活動の一環であるという定義の中で
なお、SFAが管理を強化することによって営業部門全体を最適化する管理者のためのツールであるのに対して、マーケティングオートメーションはそれ自体が案件数を増やしていくツールである。このため、各[[営業員]]が新規客を得る(または効率的に知る)現場のためのツールとして比較される。
==CRMとの比較==
==メールマーケティングとの比較==
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==SFAとの比較==
営業成約率の向上に力点を置くソフトウェアとしては、[[CRM]]から同様に派生した[[営業支援システム ]]([[SFA]])({{lang-en-short|Sales Force Automation}})がある。[[SFA]]は営業部門の[[管理者]]が[[営業員]]の案件過程(プロセス)の管理を行うことで営業効率を極大化することを目的としている。これと比較した場合、販売アプローチそのものをソフトウェアに代理行動させる仕組みが
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==目標管理==
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コンバージョンに至るまでの流路の途中に階段状の目標ステップを設け、流路の各ステップごとに係数を計測することで評価するやり方を行う。(当該ステップは[[マルケト]]では[[ステージ]]、[[ハブスポット]]では[[キャンペーン]]にて対応、係数を定義させている。)これは各ステップごとの「流量」を計測するやり方であるが、各ステップの流量が多いからといって最終コンバージョンの数が大きくなるとは限らないことに注意が必要である。その逆で各ステップの流量が小さいにもかかわらず、最終コンバージョンの数が大きくなる場合もある。
====段階別管理の注意点====
<ref>40日で登録数2.23倍。転職会議が行った32回のABテスト【前編:効果的なKPIとテスト設計のコツ】(リブセンスの場合)(Kaizen Platform オフィシャルブログ)</ref><ref>登録数2倍にしてと言われた時の正しい対処法</ref>
===目標管理2:時間あたり管理(単位時間あたりの改善度合いの管理)===
そこで、自社の商品の販売プロセスがマーケティングオートメーションによって活性化する改善スピードすなわち「時間あたり」を合理的に測定することが、ひとつの管理手法となる。この不断の努力を計数化するために、時間あたりの効率を求めて[[KPI]]とすることが最も確からしい計測手法のひとつである。
====時間あたり管理の注意点====
「何か新たなキャンペーンを打ち続ける(Plan-Do 優先)」という従来のマーケターの感覚でこの
==運用==
[[CRM]]と同様、「顧客」を「個客」としてミクロに捉えて運用を行う。具体的には自社の'''[[営業員]]の販売プロセス'''のうち、顧客属性把握と顧客理解を目的としたアプローチ部分を担うため、アプローチのためのデジタルツール・ツールの決定、コミュニケーションつまり'''やりとり'''の内容の複数コンテンツ化、複数コンテンツの発信タイミングの[[ワークフロー]]設定([[ワークフロー]]は
==課題==
マーケティング予算と営業予算が明確に分断されている日本で
また理解不足によって発生しうる問題として、'''セミナー管理ツール'''などに、その役割を狭められていたり、たとえwebを活用している企業においても'''従来のサイトページにマーケティングオートメーションのプログラムを配置するだけで、その後のPDCA検討をしない'''ケースが多い。これは必ずしも失敗を意味しないが、マーケティングオートメーションの応用可能性を狭める運用と言える。
==ソフトウェア==
===一般的な業務用ソフトウェアとの違い===
言い換えれば、社内ユーザーの入力情報ではなく、多くの見込み客からの入力情報によって成立する性質を持っていると言えるため、見込み客が反応するなどの行動をとり易いよう、コンテンツやシナリオを考えて配置する、ソフト面でのプランニング戦略が重要になる。
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