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:外科的切除の難しい転移巣の腫瘍縮小を目的に、局所的に[[エタノール]]を注入する経皮エタノール注入療法(PEIT)が用いられることがある<ref>[http://dx.doi.org/10.3950/jibiinkoka.101.565 頭頸部腫瘤に対する経皮的エタノール注入療法] 日本耳鼻咽喉科学会会報 Vol.101 (1998) No.4 P565</ref>。その他多くの実験的治療が現在開発中である。
*集学的治療
:抗癌剤・手術・放射線などを組み合わせた複合型の治療を集学的治療という。甲状腺未分化癌などの非常に悪性度の高い癌に利用される。一部の専門施設では、さらに分子標的治療薬やHDAC阻害剤を加えて未分化癌に対して一定の成果を上げている<ref>集学的療法によって寛解に至った甲状腺未分化癌3例

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesjsts/33/2/33_128/_article/-char/ja/</ref>。また、少量の抗癌剤を毎週投与するウィークリー療法や、腫瘍を栄養する血管にチューブを埋め込み、高濃度の抗癌剤を局所投与する方法で未分化癌に良好な延命効果を報告している専門家もいる。
 
== 予後 ==