「ヴァーミリアン」の版間の差分

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=== 5歳(2007年) ===
実績による距離適性からフェブラリーステークスではなく、[[ドバイワールドカップ]]を目標に[[川崎記念]]から始動した。地方馬の代表格で前年の覇者[[アジュディミツオー]]との[[一騎]]が予想され、単勝では1番人気に支持される。レースはやや出遅れながらすぐに好位に取り付くと逃げるアジュディミツオーを追いかける形で進み、4コーナーから直線の入り口にかけてアジュディミツオーに並びかけるや否や直線で一気に突き放し、最後は6馬身差をつける圧勝でJpnI(GI)初制覇となった。2分12秒9の勝ち時計は良馬場としては破格のもので、[[エスプリシーズ]]が稍重で記録したレコードに0.1秒差に迫るものであった。
 
この後ドバイワールドカップに選出され、7頭立てと頭数は少ないものの前年の[[エクリプス賞]]年度代表馬に輝いた[[インヴァソール]]やそのインヴァソールに唯一土をつけた無敗の快速馬[[ディスクリートキャット]]らが出走するハイレベルなメンバーが揃った。ヴァーミリアンは厳しいペースの中を3・4番手で進み4コーナーまで互角の争いを見せたものの直線で一気に離され、勝ったインヴァソールから15馬身差の4着に敗れた。レースでの消耗が激しかったことから帰国後は長期休養に入ることになった。[[8月11日]]に発表された[[JPNサラブレッドランキング]]の2007年度上半期において115ポンド(Intermediate)の評価を得た。