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Poohpooh817 (会話 | 投稿記録)
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#検視役の座が切腹する者の座の対面に設けられ、切腹人は涅槃門から入り、畳の白絹の上、北に向かって座する。介錯人は修行門から入った。
#切腹する者の前には盃二組(上がかわらけ、下は塗り物)と湯漬け(白飯に白湯をかけた物)に香の物三切れ(身切れの意であるという)、塩、味噌の肴、逆さ箸が添えられる(切腹人にとってこの世で最後の食事となる)。
#切腹人は、[[銚子市]]で、酒を左酌にて二度注がれ、二杯で四度で飲む。この時、切腹人がさらに盃をねだっても、酩酊すると不都合なので与えない。
#その後、配膳係は膳を下げ、切腹に用いる短刀を三方にのせて差し出す。切腹刀は、拵え付きの刀(白木の鞘ではなく、組糸を用いた物を用いる。ただし、先述の通り時代が下ると木刀や扇子で刀に見立てるようになった)を用いる。短刀は9寸5分、柄を外し、布か紙で28回逆に巻いて紙縒で結び、刃先が5〜6分出るようにする。柄をつけたまま行う場合も目釘を抜く。
#正介錯人は、切腹人に対して名を名乗り一礼する。そして、正介錯人は後ろに回り、介錯刀に水柄杓で水を掛けて清め、八双に構える(剣先を天に向けた構え。構え方には諸説ある)。