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== 人物 ==
=== 原作コミック ===
: 1993年に初登場。顔をすっぽり覆ったマスクと、レスラーのような服装が特徴。
: 強靭な肉体を武器にするパワータイプのキャラクターだが知性も高い。6つの言語と2つの失われた言語を扱い、瞬間記憶能力も持ち、ほぼ一年でバットマンの正体を見破った。
: バットマン引退、新バットマン誕生の一大イベント『'''''Knightfall'''''』シリーズのために生み出されたキャラクター。1930〜40年代の小説、コミック作品『[[ドック・サヴェジ]]』がモチーフである。
: 架空の孤島の国家サンタ・プリスカ(Santa Prisca)の刑務所の中で終身刑服役囚の子として生まれ、「Osito」(スペイン語で「小さいくまさん」)と名付けた[[テディベア]]を持ち歩いていた。ぬいぐるみの背中に隠したナイフを用いて身を守り、8歳の頃、彼を利用しようとした者を突き殺し初めての殺人を犯す。手に入るだけの本を読み漁り、体を鍛え、生き残り、多くの者から様々な技術を学び[[イエズス会]]の初老の修道士に教えを受けるなど、鍛錬と勉強を惜しまず過ごした。
: 最終的に囚人達の間で一目置かれ、刑務所側はベインを人体実験に使った。筋肉増強麻薬'''ヴェノム'''は被験者のほとんどが死んだ劇薬だが、ベインは生き残り筋骨隆々となるものの、同時に12時間ごとに直接頭蓋内に接続したチューブでヴェノムを投与し続けなければならなくなった。
: 後に仲間と共に刑務所を脱走。仲間は元ネタの『ドック・サヴェジ』の仲間に似せてデザインされていた。刑務所の中でバットマンの噂と、彼が恐怖で支配する街'''[[ゴッサム・シティ]]'''のことを知り、興味を抱き、バットマンを倒そうとする。
: ベインはまず'''[[アーカム・アサイラム]]'''を襲い囚人達を逃がし、バットマンに事態収拾に向かわせるようにした。バットマンは三ヶ月の時間と体力を費やされ、ウェイン邸で待ち構えていたベインとバットケイブで対決。ベインはバットマンの背骨を折り身体麻痺に追い込み、唯一の「コウモリを壊した男」として知られるようになった。
: ブルースは'''ジャン・ポール・ヴァレー'''(Jean-Paul Valley)こと戦士'''アズラエル'''(Azrael)にバットマン役を任せる。しかしアズラエルは重責に耐えかね凶暴化。犯罪者アバターを殺害し、'''[[ロビン (バットマン)|ロビン]]'''の助けも拒否する。新たな戦闘スーツを着込んだアズラエルはベインの「ヴェノム」供給チューブを切り、禁断症状に追い込んで勝利した。これで『KnightFall』シリーズは完結した。
: ベインは刑務所暮らしでヴェノム中毒から回復。脱走しゴッサムに戻り、ヴェノムをばら撒き凶悪犯を増やす犯罪に、バットマンと共に立ち向かう。解決後、彼は身の潔白をバットマンに訴え、戦うことなく父親探しの旅に出る。
: サンタ・プリスカの牧師は父親候補としてサンタ・プリスカの革命家、アメリカ人の医者、イギリス人の傭兵、スイス人の銀行家の四人をあげた。
: [[ローマ]]で銀行家捜索中に'''[[ラーズ・アル・グール]]'''とその娘'''タリア'''と遭遇。ラーズは自分と同様にバットマンの正体を突き止めたベインを自身の後継者にしようと考える。ラーズとベインは『Legacy』シリーズでゴッサムへの細菌攻撃を開始するも復帰していたブルースに敗北した。決着がついたのはこの二度のみで以後は常に引き分けとなる。
: その後、アズラエルの個人誌で登場し、再びアズラエルと戦った。
: ゴッサムが大地震に襲われ、無政府状態となる『No Man's Land』シリーズでは[[スーパーマン]]の宿敵'''[[スーパーマン#代表的な悪役(ヴィラン)|レックス・ルーサー]]'''のもとで働く。
: ラーズとの決裂後、ラーズの力の源泉である[[ラーズ・アル・グール#用語|ラザラス・ピット]]を破壊してまわり、その道中、バットマンと関わりの深い女性ヒロイン'''[[ブラックキャナリー]]'''と出会っている。
: ベインはアメリカ人の医師を探すうち、それがバットマンの父親トーマス・ウェインであることを突き止める。腹違いの兄弟である可能性をブルースに打ち明け、DNA鑑定の間、ベインはウェイン邸に留まり共闘する。結局父親ではなかったものの、ブルースは支援を約束し、ベインはゴッサムを離れる。
: 最終的に父親を見つけることができたが、彼はテロリスト集団コブラの首領'''キング・スネーク'''だった。ベインはバットマンと協力しキング・スネークの野望を打ち砕く。バットマンを助けるため致命傷を負ったベインを、バットマンは[[ラーズ・アル・グール#用語|ラザラス・ピット]]に沈め、新たな命を得ることを願い去った。
: [[DCコミック]]社中のキャラクターや世界を巻き込んだ大規模イベント『Infinite Crisis』シリーズでベインはメトロポリスに悪役側で登場する。マーシャルアーツの達人である'''ジュードーマスター'''を殺害した。理由は語られなかったが、合本版では幾つかの変更がなされ、「結局オレはベイン(災いの元)だ、人を壊す」との台詞が追加された。
: その一年後を描いた『OneYearLater』シリーズの中、『[[ジャスティス・リーグ#概要|JSA]]』誌にて、ヒーロー'''アワーマン'''に助けを求めて登場する。メトロポリスでの惨劇以前、祖国を支配する麻薬王との戦いのなかで捕らえられ、チューブを繋がれ、新たなヴェノムに犯されてしまい、中毒は死ぬまで直らないのだと語る。そのためベインは麻薬カルテルのために働かされたと主張した。
: アワーマンであるレックス・テイラーは、後を継いだ息子の科学者リック・テイラーにベインを引き合わせるが、それは狂言だった。ベインは麻薬カルテルを壊滅させ、ヴェノムの研究結果を全て破棄していたが、ヴェノムの成果がリックの過去の研究に端を発していたことを知ったのである。レックスの研究は記録が無いことを知り、彼を捉えリックの機材を盗み出す。彼だけがヴェノムを独占し、そのうえ開発者を殺そうとしたのである。だがアワーマン親子はベインを鎮圧、祖国の刑務所で石の下敷きにする。
: 復活した彼は祖国を民主選挙に導く。が、選挙が'''コンピュートロン'''というエージェントにより不正に行われたことを知り、戒厳令を発令させ、国は内戦状態になる。『'''[[ザ・フラッシュ]]'''』に登場する悪役レインボーライダーズの首魁コンピュートロンは亡命を考え、不正の命令をした者の正体を対価にアメリカの秘密ヒーロー機関'''チェックメイト'''に協力をあおいだ。送られてきた一人、トーマスジャガーはジュードーマスターの息子だった。ベインと戦い倒したトーマスは、復讐を選ばず止めを刺さなかった。その後ベインは、同じような秘密機関'''スーサイドスクワッド'''に加入する。
: [[マーベル・コミック]]との[[クロスオーバー作品|クロスオーバー]]にも登場し'''[[キャプテン・アメリカ]]'''と戦ったり、DC作品群世界とマーベル・コミック作品群世界を融合させた作品群世界を舞台に創作されたアマルガムコミックでは、凶暴な復讐者のヒーロー'''[[パニッシャー]]'''と融合した。
 
=== 実写映画 ===
==== 『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』 ====
{{Seealso|バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲}}
: アントニオ・ディエゴの本名を持つ囚人。ウッドルー博士の人体実験により、'''[[ポイズン・アイビー]]'''に付き従う凶暴な戦闘マシーンに生まれ変わる。
: 本作では強壮薬ヴェノム、ポイズン・アイビーにより植物から抽出して作り出された設定のため、その影響で皮膚の色緑がかっている。知性を失った、完全な戦闘専門のパワー型ヴィランである。
:知性の無い、完全な戦闘専門のパワー型ヴィランである。 演じたのはプロレスラーの{{仮リンク|ジープ・スウェンソン|en|Robert Swenson}}。
 
==== 『ダークナイト ライジング』 ====
{{Seealso|ダークナイト ライジング}}
: 徹底的に鍛え上げられた肉体、スキンヘッドを覆う不気味な形状のマスクが特徴の謎の傭兵団のリーダーとして登場。傭兵として西アフリカの採掘事業の警備などに参加しており、[[CIA]]にもマークされる危険人物。
: その正体は'''影の同盟'''の元メンバーで、'''バットマン(ブルース・ウェイン)'''の兄弟子に当たる。既に破門されているが、本人は'''[[ラーズ・アル・グール]]'''の後継者を自負している。
: その目的はバットマンにラーズ・アル・グールの復讐を果たして'''「ラーズ・アル・グールの運命を完結させる」'''こと。すなわち'''ゴッサムシティの滅亡'''である。
: 世界の最果てと言われる異国の牢獄'''“奈落”'''出身で、そこで生まれた少女・'''タリア'''を愛し、自身にとっての“贖罪”となる存在として護るようになった。マスクを着ける要因の一つとなった負傷も、牢獄から脱出しようとしたタリアを庇った際に受けたものである。
 
:マスクは疫病の後遺症による激痛を抑えるための鎮痛剤吸引装置であり、マスクのチューブの破損によって禁断症状に陥り、最悪の場合はベインの生命にさえ関わる。だが、自身の近接戦闘における絶対の自信から、マスク破損が弱点である事を全く隠さずに他者に触れ回っており、バットマンとの初戦でも部下には一切手出しさせずに、頭部(マスク)への攻撃もノーガードであえて受けている。「俺は何者でもなかった、このマスクをするまでは」と発言しており、ブルースのバットマンの姿と同様に、このマスクは彼にとっての誓約の象徴にもなっている。普通マスク破損はベイチやキッにとって弱点ではあるが、このマス1発2発は、バットマンの度重なる強烈な打撃ノーガードで受けても壊れないほどの強固な作りであることに加え、ベイン自身の絶対的な近接戦闘能力の高さも相まって、マスクを攻撃して破損させることは至難の業である。だが最終決戦にてバットマンは、マスクへの拳の連打と、籠手に備え付けられた六枚刃を上手く利用することで、ようやく破損に至らしめた。
: 服装は防弾性能を犠牲にし移動音を軽減する仕様にした袖のないボディアーマーの上から薄汚れたコートを着用。着用時は襟を両手で掴む癖がある。格闘戦の際はコートを脱ぎ捨て、屈強な肉体を露わにする。
 
: 冷静沈着かつ理知的、その場に応じて大胆な判断を下すことのできる頭脳派。計画を進める上で残忍な行動も淡々とこなし、バットマンとの戦闘と大衆への演説を除けば、声を荒げることは殆どない。部下はおろか自身の命すら目的達成の駒としか見ておらず、用済みになると相手に交渉の余地すら与えずに首を圧し折り殺してしまう。大衆を扇動する術にも長けており、一部の部下からは狂信的な忠誠心を受ける[[カリスマ]]でもある。
: その強さは精神面の強さに裏打ちされたものであり、長い間バットマンの戦いを見守ってきた執事アルフレッドも「“信念”に裏付けられた力」と彼の実力に驚嘆した。
: ゴッサムシティに現れた当初は、ウェイン産業乗っ取りを目論む役員ジョン・ダケットを黒幕とした計画の下で暗躍している様に見えたが、実際は地下工作のために彼の建築会社を利用していただけに過ぎず、用済みとなるとダケットを殺害。計画の障壁となるバットマンも、数年間戦いから遠ざかったブランクがあったとはいえ、一対一の直接対決で完膚無きまでに叩きのめすと<ref>ただし、バットマンは数年間も表舞台から遠ざかり、ブランクがあった。</ref>、彼を“奈落”へと幽閉し、満を持してテロ活動を開始する。
: まずウェイン産業応用化学部からバットモービルの原型試作機・タンブラーをはじめとする各種兵装と、ブルースがバットマンの活動休止中に世界のエネルギー情勢を救うためにと私財を投資した「クリーンエネルギープロジェクト」によって誕生した[[核融合炉]]を強奪、それを世界で唯一人兵器転用する事ができる核物理学者のパヴェル博士を脅迫して中性子爆弾を製作させた。続いて爆破テロで交通を遮断して外部からの介入を不能にし、さらにゴッサム市警を罠にかけてその殆んどを地下に閉じ込め、ゴッサムシティを国家機能から完全に遮断した独立都市国家へと変貌させた。
: 武力と爆弾による恐怖の演出に加え、止めとばかりに大衆の面前で'''[[トゥーフェイス#『ダークナイト ライジング』|ハービー・デント]]'''の真実を暴露。「革命」と称してゴッサム市民を扇動し、ブラックゲート刑務所の囚人を解き放つと、富裕層への反乱を煽り、ゴッサム市民軍を結成させてその支配者として君臨した。「中性子爆弾の起爆スイッチを匿名の一市民に預けた」と語っていたが、実際はスイッチを押さずとも5ヶ月後に[[メルトダウン]]を起こす仕掛けになっていた。
: 爆弾のタイムリミット当日の朝、ゴッサム市庁舎の前でのゴッサム市警と市民軍との最終決戦の最中、“強さ”の真の意味を学び復活したバットマンと再戦。激闘の末、隙をついて、バットスーツの籠手に備え付けられた六枚刃を用いた攻撃で、マスクを破壊され、その影響で弱体化をして窮地に陥るが、そこで本性を表したラーズ・アル・グールの遺児・タリア('''ミランダ・テイト''')の加勢で逆転。「中性子爆弾爆発の瞬間まではバットマンを生かせ」とタリアに言われたが、自分を負かしたバットマンへの危険視から、すぐにバットマンを殺そうとするものの、突如現れバットマンの救援に急遽駆け付けた'''[[キャットウーマン|セリーナ・カイル]]'''が駆るバットポッドの40mmブラスト砲による砲撃で腹部を撃ち抜かれ死亡した<ref>実際に、窮地を脱して生き延びたバットマンは、タリアの企みを阻止したので、そういう意味ではベインの判断は正しいことになった。</ref>
 
: ベインを演じた俳優の[[トム・ハーディ]]は映画『[[インセプション]]』に続いて[[クリストファー・ノーラン]]監督の作品へ出演。今作でのベインは、劇薬の使用ではなく、純粋な鍛錬によって鍛え上げられた強靭な肉体という設定だったため、『インセプション』の時は細身だった体型を、役作りのために徹底した肉体改造を行い、撮影時はスキンヘッドに口髭を蓄えたhardy(屈強)な体格に仕上げていた。また、ハーディの両腕には刺青が彫られているが、CG処理で消されている。
:ゴッサムシティに現れた当初は、ウェイン産業乗っ取りを目論む役員ジョン・ダケットを黒幕とした計画の下で暗躍している様に見えたが、実際は地下工作のために彼の建築会社を利用していただけに過ぎず、用済みとなるとダケットを殺害。計画の障壁となるバットマンも一対一の直接対決で完膚無きまでに叩きのめすと<ref>ただし、バットマンは数年間も表舞台から遠ざかり、ブランクがあった。</ref>、彼を“奈落”へと幽閉し、満を持してテロ活動を開始する。
:まずウェイン産業応用化学部からバットモービルの原型試作機・タンブラーをはじめとする各種兵装と、ブルースがバットマンの活動休止中に世界のエネルギー情勢を救うためにと私財を投資した「クリーンエネルギープロジェクト」によって誕生した[[核融合炉]]を強奪、それを世界で唯一人兵器転用する事ができる核物理学者のパヴェル博士を脅迫して中性子爆弾を製作させた。続いて爆破テロで交通を遮断して外部からの介入を不能にし、さらにゴッサム市警を罠にかけてその殆んどを地下に閉じ込め、ゴッサムシティを国家機能から完全に遮断した独立都市国家へと変貌させた。
:武力と爆弾による恐怖の演出に加え、止めとばかりに大衆の面前で'''[[トゥーフェイス#『ダークナイト ライジング』|ハービー・デント]]'''の真実を暴露。「革命」と称してゴッサム市民を扇動し、ブラックゲート刑務所の囚人を解き放つと、富裕層への反乱を煽り、ゴッサム市民軍を結成させてその支配者として君臨した。「中性子爆弾の起爆スイッチを匿名の一市民に預けた」と語っていたが、実際はスイッチを押さずとも5ヶ月後に[[メルトダウン]]を起こす仕掛けになっていた。
 
:爆弾のタイムリミット当日の朝、ゴッサム市庁舎の前でのゴッサム市警と市民軍との最終決戦の最中、“強さ”の真の意味を学び復活したバットマンと再戦。激闘の末、隙をついて、バットスーツの籠手に備え付けられた六枚刃を用いた攻撃で、マスクを破壊され、その影響で弱体化をして窮地に陥るが、そこで本性を表したラーズ・アル・グールの遺児・タリア('''ミランダ・テイト''')の加勢で逆転。「中性子爆弾爆発の瞬間まではバットマンを生かせ」とタリアに言われたが、自分を負かしたバットマンへの危険視から、すぐにバットマンを殺そうとするものの、突如現れた'''[[キャットウーマン|セリーナ・カイル]]'''が駆るバットポッドの40mmブラスト砲による砲撃で腹部を撃ち抜かれ死亡した<ref>実際に、窮地を脱して生き延びたバットマンは、タリアの企みを阻止したので、そういう意味ではベインの判断は正しいことになった。</ref>。
 
:ベインを演じた俳優の[[トム・ハーディ]]は映画『[[インセプション]]』に続いて[[クリストファー・ノーラン]]監督の作品へ出演。今作でのベインは、劇薬の使用ではなく、純粋な鍛錬によって鍛え上げられた強靭な肉体という設定だったため、『インセプション』の時は細身だった体型を、役作りのために徹底した肉体改造を行い、撮影時はスキンヘッドに口髭を蓄えたhardy(屈強)な体格に仕上げていた。また、ハーディの両腕には刺青が彫られているが、CG処理で消されている。
 
===テレビアニメ===
====『バットマン』シリーズ====
{{Seealso|バットマン (アニメ)}}
: マフィアのボス、ルパート・ソーンにバットマン退治の暗殺者として雇われるが、ソーンの情婦にそそのかされ、ソーン暗殺に鞍替えする。
: '''[[ロビン (バットマン)|ロビン]]'''を誘拐し、バットマンとボート上で対決する。原作コミックのように背骨を折ろうとするが、ヴェノムのコントロール装置をバットラングで破壊され、薬物の過剰投与によりノックアウトされた。
: 声は[[ヘンリー・シルヴァ]]。デザイン変更後の続編シリーズ『'''''The New Batman'''''』でも2つの話に登場。前シリーズではほぼ原作通りのコスチュームだったが、本作ではレザー素材に鋲の付いたコスチュームに変わった。
 
: *「消えたバットマン/NightTime」
:: ブルースがスーパーマンの敵'''ブレニアック'''に洗脳され失踪する。相棒ロビンはバットマンとブルースが同時に消える事態を憂慮し、スーパーマンに代役を頼む。バットマンのコスチュームを着たスーパーマンはベイン、'''マッドハッター'''、'''[[リドラー]]'''の会合を襲撃。ベインはバットマンがより強靭になっていることに驚くが、殴られ気を失って終わりとなる。日本では[[スーパーマン (アニメ)|スーパーマン]]のエピソードとして放送。日本語版は[[白熊寛嗣]]。
 
: *「Over the Edge」
:: '''[[バットガール#アニメ『バットマン』シリーズ|バットガール]]'''が'''[[スケアクロウ (バットマン)|スケアクロウ]]'''に見せられた、もしかしてありうるかもしれない悪夢の世界を描いた一話。
:: バットガールがスケアクロウに殺され、怒りに燃えた父親'''ゴードン市警本部長'''は、ベインをバットマン逮捕の切り札として使う。バットマンはベーンのチューブを利用し感電死させるが、最後の力でゴードンとバットマンを建物から突き落とす。落下直前にバットガールは目を覚ます顛末。
 
: *「Mystery of Batwoman」
:: 後年製作された[[バットマン (アニメ)#長編|OVA]]の本作ではソーンとの取引に現れたペンギンの用心棒として登場。最後にはバットマンとの格闘の末、火の中に落ちる。本作のみ声は[[ヘクター・エリゾンド]]。
 
==== 『バットマン・ザ・フューチャー』 ====
{{Seealso|バットマン・ザ・フューチャー}}
: 上記作の40年後を描いた本作にもゲスト出演している。長年のヴェノム使用により廃人となっていた。
 
==== 『ザ・バットマン』 ====
{{Seealso|ザ・バットマン}}
: プロの泥棒でヒットマンである。普段はスリムな体格だが、ヴェノムを注入すると旧来よりもさらに巨大化した赤鬼のような外見になる。バットマンは強化外骨格'''バットボット'''を用いてベインを倒す。
: 声優が度々変わり、シーズン1では[[ホアキン・デ・アルメイダ]]、シーズン4では[[ロン・パールマン]]、シーズン5では[[クランシー・ブラウン]]が演じている。日本語吹き替え版は[[安元洋貴]](シーズン1のみ)。
 
{{バットマン}}
 
==脚注==
{{reflist}}
 
{{DEFAULTSORT:へいん}}