「観賞魚」の版間の差分
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;[[水草]] :見栄えをよくする他に、観賞魚のストレスの軽減につながる場合がある。また、産卵に水草などを必要とする魚種もある。[[二酸化炭素]]と[[酸素]]の循環にも役立つ。魚ではなく水草を重視した水草水槽というものもある。主に芝生の様に敷き詰める[[前景草]]と[[後景草]]にわけられる。
:[[光合成]]のために二酸化炭素の人工的添加が必要な場合も多い。また、観賞魚が水草を食べてしまう場合もあり、どの水草が適しているかは品種によりさまざまであるので、観賞魚店や経験者の意見を仰ぐとよい。
;[[ろ過|濾過]]装置([[フィルター (アクアリウム)|フィルター]]) :[[底面式フィルター
:水槽内の飼育水に大量の[[酸素]]を供給する性質のろ過装置もあるが、生物ろ過には大量の酸素を消費することから、水槽内の溶存酸素量が著しく減った状態にならないような構成が好ましい。また、ろ過装置のろ材に繁殖する[[硝化菌]]が魚の排泄する毒性の強い[[アンモニア]](ニトロソモナス)を[[亜硝酸]](ニトロバクター)に変え、さらに[[亜硝酸]]を比較的無害な[[硝酸]]塩に代謝する。これらのバクテリアの死滅・減少や水質の急激な変化を避けるため、ろ過装置の掃除・洗浄と水替えを同時に行わない方がよい。
;[[水]] :ろ過装置は万能ではなく、排泄物から生成される硝酸塩の分解は確立されていない。その為に飼育水は徐々に[[酸]]性化し徐々に有害化してくる。そのため定期的に水替えする必要があるが、逆に急激な水質の変化で魚へのストレスやろ過バクテリアの死滅の危険もありことから、換水は少量ずつ頻度を多くすることが理想である。しかし高頻度は現実的でないため、一般的には3分の1から2分の1くらいの換水を行うようにして頻度を決めるほうが良い。
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;冷却装置・逆サーモスタット :上記ヒーターと逆の用途、主に夏場の高水温を下げるために用いる。温帯魚のみならず熱帯魚であっても、高水温に弱い種には利用が推奨される。専用製品の水槽クーラーは安定した環境を作りやすいが高コストである。送風ファンは手軽に導入できる反面、著効は得られにくく安定環境を維持するにも手間がかかる。
;照明 :水草の光合成のためにある程度の光量が必要で、足りない部分を補う。また、魚の色合いを良く演出する形式のものもある。消費電力でも優れる蛍光灯で構わないが、より適した色調に調整された専用のものも販売されている。メタルハライドランプはより自然光に近いが、消費電力が大きく一般的ではない。
;餌 :
===日常の管理===
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