「プロ野球ドラフト会議」の版間の差分

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[[北海道日本ハムファイターズ]]と[[福岡ソフトバンクホークス]]が[[福岡第一高等学校]]の[[陽岱鋼|陽仲壽]]を1位指名したために行われた抽選でも、同様に福岡ソフトバンクホークスの[[王貞治]]監督が外れくじを当たりと勘違いして、福岡ソフトバンクホークスが陽との交渉権を獲得したと発表された。北海道日本ハムファイターズの[[トレイ・ヒルマン]]監督の引いたくじには「交渉権確定」の印が押されていたのだが、漢字が読めなかったために席に戻った後、[[高田繁]]GMの指摘でそれが当たりくじであることが発覚した。
 
読売ジャイアンツの[[堀内恒夫]]監督も同様に当たりくじを引いていたことが分かり、辻内との交渉権は読売ジャイアンツ、陽との交渉権は北海道日本ハムファイターズが獲得と訂正された。これらはNPB側が、実際のくじを確認せずに監督の表情や主張を信じて、そのまま抽選結果として発表してしまったことによる。このトラブルを受け翌2006年からは外れくじが完全な白紙となった<ref>[http://plaza.rakuten.co.jp/koko89/diary/200609220000/ ドラフト新抽選用紙公開] - 東京都の高校野球</ref>
が、冠スポンサーのついた2009年からはくじの左側にドラフト会議のロゴマークが印刷されるようになった。
 
[[2015年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|2015年のドラフト]]でも、2005年と同様のトラブルが発生した<ref name="sponichi151023">{{Cite web|url= http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/10/23/kiji/K20151023011369120.html |title=真中監督 早とちりガッツポーズ ロゴを当たりと…金本氏ニンマリ|publisher=スポーツニッポン |accessdate=2015-10-23}}</ref>。
 
[[阪神タイガース]]と[[東京ヤクルトスワローズ]]が[[明治大学]]の[[高山俊]]を1位指名したため、両者の間で抽選が行われた。東京ヤクルトスワローズの[[真中満]]監督が外れくじを引いたのだが、ドラフト会議のロゴマークを交渉権獲得の印と勘違いして当たりくじを引いたと思い込みガッツポーズしたため、東京ヤクルトスワローズが高山の交渉権を獲得したと発表された。ところがその直後、ドラフト会議を主催しているNPBの井原敦事務局長が当たりくじの確認ミスがあったとアナウンスし、確認の結果、阪神タイガースの[[金本知憲]]監督が当たりくじを引いていたことがわかり、高山の交渉権は阪神タイガースが獲得と訂正された。なお、この時は2005年の事例も踏まえ、事前に抽選用紙の説明がなされていたにも関わらず起きた。このトラブルを受け、翌2016年から外れくじは再びロゴマークも印刷しない完全な白紙に変更された。
 
=== 冠協賛・公開ドラフト時代 ===