「秋田銘醸」の版間の差分

[[大正]]時代中期、[[東京都|東京]]をはじめとする[[大都市圏]]へ秋田県産[[清酒]]の販路を拡大するため、日本酒の[[大量生産|量産]]体制を整える目的で、秋田県内の主要な清酒[[蔵元]]や地元[[財界]]の出資によって設立された。通常の地方酒蔵とは異なる[[経営戦略|戦略]]的事情によって、当初から清酒量産・拡販を念頭に設立された企業で、[[東北地方]]でも大規模な酒造会社の一つである。このいきさつから、設立後も多くの地酒蔵元を[[M&A|合併]]してきた。

後に独立した清酒メーカーとなり、[[2001年]]（[[平成]]13年）に[[オエノンホールディングス|オエノングループ]]入りした[[オエノンホールディングス#秋田県発酵工業|秋田県醗酵工業]]は、[[1945年]]（[[昭和]]20年）に県内酒造会社合同のアルコール供給メーカーとして設立された当初、秋田銘醸内に開設された。これは上述の、地元既存酒蔵出資の合同企業という秋田銘醸の設立経緯による。

* [[1922年]]（大正11年）[[4月28日]] - 『秋田銘醸株式会社』設立。ブランド「爛漫」は設立時に公募で決定された。

* [[1940年]]（昭和15年）[[8月30日]] - 「[[渡辺醸造]]合資会社」と合併。

* [[1942年]]（昭和17年）[[10月7日]] - 「[[羽後酒造]]」に出資。

* [[1956年]]（昭和31年）[[1月27日]] - 「[[二ツ井酒造]]合資会社」に出資（経営参加）。

* [[1957年]]（昭和32年）[[12月4日]] - 「[[高橋勇吉酒造]]店」買収。第二工場にする。

* [[1968年]]（昭和43年）[[7月20日]] - 「二ツ井酒造合資会社」と合併。

* [[らんまんラジオ寄席]]（[[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]]ほか）：[[ナイター]]オフシーズン（10月～ - 翌年3月の間）にて放送されている。