「ホンダ・インスパイア」の版間の差分

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{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種=普通自動車
| 車名=ホンダ・アコードインスパイア/ホンダ・インスパイア(初代)
| 車名補=CB5/CC2/3型
| 1枚目画像の説明=3ナンバー車
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| 後継=
}}
[[1989年]]([[平成]]元年)[[10月12日]]に5ナンバーモデル「アコードインスパイア」が誕生した(型式名CB5)。グレードは上位から「'''AX-i'''」「'''AG-i'''」「'''AZ-i'''」で2.0Lのみ。姉妹車は3代目[[ホンダ・ビガー|ビガー]]である。
 
ホンダはこの4年前に英国の[[オースチン・ローバー・グループ]]([[ARG]]、現:[[MGローバー]])とレジェンドを共同開発し販売していたが、これによりアコードとの間にラインナップ上の空きが生じ、それを埋めるための上級車種として投入され、また当時の[[バブル景気]]に多大な販売台数を誇った[[トヨタ・マークII]] 、[[日産・ローレル]]クラスに当たるモデルとして、4代目アコードの登場から1か月遅れで発売された。「AX-i」と「AG-i」は内装に[[天童木工]]製の本木目パネルを採用しており、「AX-i」には[[北米]]産ミルトルの[[木材#杢(もく)|玉杢]]、「AG-i」には[[西アフリカ]]産ゼブラの[[木材#柾目(まさめ、正目)|柾目]]を使用していた。「AZ-i」には黒色の樹脂パネルが装着されていた。
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組み合された[[トランスミッション]]は、4速[[オートマチックトランスミッション|AT]]の他に、2.0Lのみに5速[[マニュアルトランスミッション|MT]]仕様が用意されていた。
 
[[1992年]]([[平成]]4年)[[1月]]に、全長を140[[ミリメートル|mm]]、全幅を80mmとボディを拡大し、アコードを名乗らない3ナンバーモデルCC2(2.5L)とCC3(2.0L)が登場する。
 
歴代の中で初代の販売台数が一番多く、発売後はマークIIやローレルに迫る販売台数を記録し、後に3ナンバーモデルが登場すると、さらに売れ行きを伸ばした。ボディは4ドアピラードハードトップのみで、[[1992年]]([[平成]]4年)に登場した3ナンバーモデルにも、そのまま受け継がれた。後に販売主力は3ナンバーモデルへと移り、5ナンバーモデルも[[1995年]]([[平成]]7年)の[[モデルチェンジ (自動車)|モデルチェンジ]]まで併売されたが、グレードは「AG-i」のみに整理された。