「ホプキンソン効果」の版間の差分

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'''ホプキンソン効果'''((—こうか、Hopkinson effect)effect)は鋼板や岩石などに[[爆薬]]を密着させた状態で爆破するとした際に、その裏面に剥離を生ずる現象をホプキンソン効果と呼ぶである
 
爆発によって対象物の内部に衝撃波が投射されると圧縮波となって内部へ伝わる
[[爆発]]によって対象物の内部に衝撃波が投射されると圧縮波となって内部へ伝わる。これが自由面で反射すると逆方向の引張波となる。金属や岩石、[[コンクリート]]などの材料は引張強度よりも縮強度が弱いため、爆発による圧縮応力で破壊されなくても引張応力によって表面に剥離を生ずる。
これが自由面で反射すると逆方向の引張波となる。
 
金属や岩石、コンクリなどの材料は引張強度よりも縮強度が弱いため
金属板の場合にはこれによって裏面が金属片となって飛び散ることになる。このような現象を[[スポール破壊]]と呼ぶ
爆発による圧縮応力で破壊されなくても引張応力によって表面に剥離を生ずる。
 
金属板の場合にはこれによって裏面が金属片となって飛び散ることになる。
[[Category:火薬|ほふきんそんこうか]]
このような現象を[[スポール破壊]]と呼ぶ。