「シェルノサージュ〜失われた星へ捧ぐ詩〜」の版間の差分

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===皇帝編===
==== 第一幕 七次元の彼方 ====
6軸移動によって時間を溯り、ネロを送りだそうとしていたジルを阻止したネイ。その後イオン、ネロ、サーリは負傷したカノンが治療を受けているという天文の航移民船ソレイルへと案内される。同時刻、キャス、ター坊、白鷹の三人はコロン・フォーシーズンでの出来事以降の記憶が曖昧なままでソレイルの表層に設置されているテーマパーク「ぱれす・にゅろきーる」のアトラクションを楽しんでいた。外出許可のパスを与えられ、レナルルに連れ出されていったイオンをよそに、ネロ、サーリもまたにゅろきーるへ向かう。生身の身体を得た事により空腹に悩まされるようになったネロは、丁度その場を通りがかっていたキャス達三人と遭遇する。ネロは「ウルゥリィヤ」と名乗り、その後追いついたサーリも含めてキャス達に同行して一緒ににゅろきーるを回ることになるのだった。
==== 第二幕 親愛なるセカイへ ====
ぱれす・にゅろきーるに仕込まれた洗脳電波を解除するために電波塔へと侵入していたキャス、サーリ、ネロは警備の手から逃れるために縦坑を飛び降り、ソレイル内部へと辿り着く。その直後に遭遇したジルの罠にはまる形で捉えられ、キャスのみがその場から逃げ延びる。同じ頃、PLASMAの新たな特務総監に任命されたレナルルの会見が行われていた。一方イオンは回復したカノンと二人が共に皇帝になるべき素性ではない事を知りつつも、それでも世界を救うための決心を新たにしていた。夢の珠で資料回収を行っていたネイとクラケットもソレイルに戻った後に軟禁状態に置かれ、異なる可能性軸で得ていたシャールを統率する能力を利用して脱出を図ろうとする。そんな中、天文総帥リーヴェルトの指示でイオンに対する再教育プログラムが行われようとしていた。
==== 第三幕 皇帝 ====
シェルノトロンパニックの危機を一心同体をもって収に成功したイオン達テレフンケンとの別れを惜しむ間もなく、皇帝との謁見を許されカノンと共に宮城へと向かう。皇帝の叱咤を受け打ちのめされながらもその想いを新たにするイオンとカノンは、その後皇帝の希望として神器を託される。一方その頃、権威の挽回を狙うリーヴェルトはコロン・フォーシーズンの邸宅に身を寄せ機会を窺っていた。そしてジェノミライ研究所における準備が整ったことを知ると、手勢を連れて世界を引き替えにした起死回生の一手に打って出る。
==== 最終幕 ラシェーラ ====
カノンを失いつつも新たに皇帝に即位したイオンは、惑星の崩壊が間近に迫る中、日々その責務をはたすため奔走されていた。その最大の役目であるラシェール・フューザーを謳う時を前にしたイオンはネイと共に再び各地を回ることになる。その最後の旅を終えた後とうとう「惑星ラシェーラその物をエネルギーとした移住計画とうとう開始されようとしていた。
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