「十三仏」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2016年11月3日 (木) 12:57 (UTC)}}
'''十三仏'''(じゅうさんぶつ)は、[[十王]]をもとにして、[[江戸時代]]になってから[[日本]]で考えられた、[[冥界]]の審理に関わる[[13]]の[[仏]](正確には[[仏陀]]と[[菩薩]])である。また十三回の[[追善供養]](初七日~三十三回忌)をそれぞれ司る仏様としても知られ、主に[[掛軸]]にした絵を、[[法要]]をはじめあらゆる仏事に飾る風習が伝えられる。
 
13の仏とは、[[閻魔|閻魔王]]を初めとする冥途の[[裁判官]]である[[十王]]と、その後の審理(七回忌・十三回忌・三十三回忌)を司る裁判官の[[本地垂迹説|本地]]とされる仏である。
 
== 十三仏と対応する裁判官 ==
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== 十二支との対応 ==
十三仏に名を連ねる仏のうち8仏が[[十二支]]の守護仏(守り本尊)である。各支の守護仏に合致する仏は次の通り<ref>瓜生中[[#あなたを守る菩薩と如来と明王がわかる本|あなたを守る菩薩と如来と明王がわかる本]]2009年、PHP研究所、15頁。</ref>。
 
* [[子 (十二支)|子]] - 観世音菩薩
* [[丑]]  - 虚空蔵菩薩
* [[寅]]  - 虚空蔵菩薩
* [[卯]]  - 文殊菩薩
* [[辰]]  - 普賢菩薩
* [[巳]]  - 普賢菩薩
* [[午]]  - 勢至菩薩
* [[未]]  - 大日如来
* [[申]]  - 大日如来
* [[酉]]  - 不動明王
* [[戌]]  - 阿弥陀如来
* [[亥]]  - 阿弥陀如来
 
子の観世音菩薩は正確には、普通にいう観世音菩薩、つまり「[[聖観音]]」ではなく、「[[六観音]]」と呼ばれる「[[変化観音]]」の一つである「[[千手観音]]」だが、変化観音はすべて聖観音の化身であるとされるため敢えて「観世音菩薩」と表記。
 
== 出典脚注 ==
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== 参考文献 ==
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* {{Cite book |和書 |author=瓜生中 |title=あなたを守る菩薩と如来と明王がわかる本 |publisher=[[PHP研究所|PHPエディターズ・グループ]] |date=2009-12 |isbn=978-4-569-77542-5 |ref=あなたを守る菩薩と如来と明王がわかる本 }}
 
== 関連項目 ==
* [[十王]]
* [[閻魔]]
 
== 外部リンク ==
* [http://www.sekibutukankocenter.com/naniwokataruka/01.html 『石仏は何を語るか』国宝臼杵石仏の古園十三仏] - 石仏観光センター
* [http://kyoto.13butsu.org/ 京都十三佛霊場 公式ホームページ]
 
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{{密教2}}
 
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[[Category:日本の仏教]]
[[Category:仏]]