「再生回路」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
MomijiRoBot (会話 | 投稿記録)
m Bot: Removed Unicode 0x200e ∵Check Wikipedia #16
m 修正で文意が取れなくなった部分の訂正のみ
3行目:
'''再生回路'''(さいせいかいろ、{{lang-en|regenerative circuit}})、あるいは'''再生検波回路'''(さいせいけんぱかいろ、{{lang-en|regenerative detector circuit}})とは、正の[[フィードバック]]を加えて[[感度]]と選択度を高めた[[検波]]回路である。
再生回路は1912~1913年頃に発明され、この回路を検波回路として用いた'''再生式受信機'''({{lang-en|regenerative receiver}})は簡単な回路で比較的優れた性能が得られたため、[[ラジオ受信機]]として1920年代から1940年代頃まで広く使用された。
この回路は帰還量小よきくしすぎと発振してしまう欠点があり調やや整が難感性も要求された。く、その後[[スーパーヘテロダイン受信機|スーパーヘテロダイン方式]]が一般的になるとラジオ受信機に使われるこ[[スーパーヘテロダイン受信機|少なく]]とは無くなった。
 
この方式を改良し意図的に発振を断続(クエンチング)させることでフィードバックの調整を不要にした'''超再生検波回路'''({{lang-en|super-regenerative detector circuit}})は、単純でLSI化しやすく消費電力が低いため現在でも研究が行われ、低価格、超低消費電力が要求される近距離無線通信システムに用いられている。