「スマトラ島沖地震 (2004年)」の版間の差分

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日本政府は12月26日、スリランカに国際緊急援助隊の医療チームの派遣を決めた。28日には[[テロ対策特別措置法]]に基づいてインド洋に派遣されていた[[海上自衛隊]]部隊のうち護衛艦[[こんごう型護衛艦#DDG-174 きりしま|きりしま]]など3隻をタイ近海に派遣し、捜索・救助および遺体の収容に当たらせている。その後タイにも国際緊急援助隊が派遣され、同救助チームがピピ島で日本人行方不明者の遺体を発見するなどの活動を行った。
1月1日、[[小泉純一郎]]首相は「5億ドル(約510億円)の無償供与、津波早期警戒メカニズムを構築するための協力、自衛隊の追加派遣を検討」など最大限の支援を行うとの談話を発表した。<br>
1月4日、インドネシアのアチェ州へ[[海上自衛隊]]輸送艦くにたち護衛艦くらま補給艦ときわの3隻、[[航空自衛隊]]の輸送機2機、[[陸上自衛隊]]第7師団など3自衛隊合わせて800~900人を派遣する事が決まり、先遣隊が現地に向かった。
 
[[アメリカ合衆国|アメリカ]]政府は12月27日に3,500万ドル(約36億円)の緊急支援を表明したが、内外から少なすぎるとの批判を受け、のちに金額を10倍に引き上げた。ほかに民間からも多額の義援金が寄せられている。また1月から3月にかけて、空母[[エイブラハム・リンカーン_(空母)|エイブラハム・リンカーン]]をはじめ艦艇約20隻、航空機約60機など、総勢12,600人の米軍が各地で救援活動を行った。