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'''マルガリタ・ティス・エラザス・ケ・ザニアス'''([[ギリシャ語]]:{{lang|el|Μαργαρίτα της Ελλάδας και Δανίας}}, 1905年4月18日 - 1981年4月24日)は、[[ギリシャ]]の王族。[[ゲオルギオス1世 (ギリシャ王)|ゲオルギオス1世]]の孫娘の一人で、「ギリシャ王女およびデンマーク王女」の称号を有した。ドイツのホーエンローエ=ランゲンブルク侯[[ゴットフリート・ツー・ホーエンローエ=ランゲンブルク|ゴットフリート]]と結婚した。
 
ゲオルギオス1世の四男[[アンドレオス (ギリシャ王子)|アンドレオス]]王子とその妻[[アリス・オブ・バッテンバーグ]]の長女、第1子として、ギリシャの[[コルフ島]]で生まれた。母方の祖父はイギリスに帰化したドイツ貴族の初代ミルフォード=ヘイヴン侯爵[[ルイス・アレグザンダー・マウントバッテン]]である。弟の[[フィリップ (エディンバラ公)|フィリッポス]]は、[[イギリス]]女王[[エリザベス2世 (イギリス女王)|エリザベス2世]]と結婚してエディンバラ公を名乗っている。三人の妹、[[セオドラ・ティス・エラザス (1906-1969)|セオドラ]](バーデン辺境伯夫人)、[[ツェツィーリア・フォン・グリーヒェンラント|セシリア]](ヘッセン大公世子夫人)、[[ソフィア・ティス・エラザス|ソフィア]](ハノーファー王子妃)は、いずれもマルガリタと同じくドイツの王侯貴族に嫁いだ。
 
マルガリタは1931年4月20日、第8代ホーエンローエ=ランゲンブルク侯ゴットフリートと結婚した。ゴットフリートの母親[[アレクサンドラ・フォン・ザクセン=コーブルク・ウント・ゴータ|アレクサンドラ]]はイギリスの[[ヴィクトリア (イギリス女王)|ヴィクトリア]]女王の孫娘であり、マルガリタもヴィクトリア女王の玄孫にあたるので、2人は遠縁の関係にあった。夫妻は6人の子女をもうけた。一番下の2人の息子、ループレヒトとアルブレヒトは双子だった。