「パープル・ギャング」の版間の差分

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この組織はデトロイトのロウワー・イースト・サイドに居住していたユダヤ人(ロシアやポーランドからの移民)の貧しい不良少年達により創設された。ボスについては諸説あるが、組織の創設者であるバーンスタイン兄弟(エーブ、ジョー、レイモンド、イザドラの4人)やフィリップとハリーのキューウェル兄弟、サムとハリーのフレージャー兄弟が主に組織をコントロールしたと言われている。
 
最初は窃盗や強請程度の軽い犯罪を行っていたが、やがてアメリカ全土からメンバーを集めて闇金融や[[ハイジャック]](他の密造酒輸送業者が保有する酒の強奪行為。元来はこちらが本意である)、闇酒場の経営、賭博(特にエーブは大物である[[マイヤー・ランスキー]]や[[ジョー・アドニス]]とも繋がりがあった)、売春、組合側に雇われての非組合員への圧迫・加害行為(恐喝、爆弾による建物の爆破、放火、殺人)や保険金詐欺等ありとあらゆる様々な犯罪に手を染めるようになっていった。また頻繁に身代金目的の誘拐も行っており、[[FBI]]に[[チャールズ・リンドバーグ]]の息子の愛児誘拐殺人事件]]の犯人と疑われ、幹部が尋問を受けるほどであった。
 
さらにプロボクシングの試合が撮影されたフィルムを強奪し、映画会社に高値で売りつけるなどの行為も行っていた。また、通信社を設立して競馬情報の配信を行うなど、合法的な手段でも金を稼いでいた。