「自動車検査証」の版間の差分

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; 自動車登録番号又は車両番号
: 所謂[[ナンバープレート]]の交付の根拠となる番号が記載される。
:: 後部番号票に封印のある自動車(登録車)は<b>'''自動車登録番号</b>'''、二輪車と軽自動車(届出車)は<b>'''車両番号</b>'''である。
; 登録年月日/交付年月日
: 普通車は車両の所有者の異動日(新規登録、移転登録の日)が、二輪車と軽自動車は最後の記載変更の日が記載される。
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::: [[メルセデス・ベンツ]]のチューニングカー[[AMG]]は、正規輸入車は「メルセデス・ベンツ(851)」となっているが、並行輸入車等で「メルセデスベンツAMG」「AMG」と記載されている検査証も存在する。
:: 日本でディーラー展開する以前に登録された[[レクサス]]の逆輸入車は、「トヨタ」とされているものもあれば「レクサス」「LEXUS」とされているものもある。
:: [[三菱ふそうトラック・バス]]は[[三菱自動車工業]]から分社した経緯を持ち、車検証上の車名は「<b>'''三菱(313)</b>'''」で共通であった。[[2016年]]3月以降、ふそう社製のものは「<b>'''三菱(318)</b>'''」に変更となった。また、過去の型式認定時に申請された車名「<b>'''ふそう(272)</b>'''」も存在する。
:: 日本メーカーのブランドで販売される海外生産車は、国内工場で生産された車両と車名(車名コード)が異なる。
::: 三菱自動車工業のアメリカ生産車は「三菱(832)」、[[ネッドカー]]によるオランダ生産車は「三菱(833)」、タイ生産車は「三菱(834)」、オーストラリア生産車は「オーストラリア三菱(545)」「三菱(835)」、[[クライスラー]]との[[ダイアモンド・スター・モーターズ|合弁企業]]制作車は「ダイヤモンドスター(667)」であり、車名コードで判別できる。
112行目:
; 車台番号
: 車両の車台番号が記載される。過去に構造等変更検査を受け諸元値が変更されている車両は、型式と車台番号の間にあるハイフンが消されている事があり、また型式指定自動車の輸入車では実際の打刻と異なりハイフンが記載されている事もある。
:: メーカーは、容易に交換できない自動車の骨格(フレームやモノコックの主要部位)への打刻を要されている。「車<b>'''</b>'''番号」と誤認されているケースも多いが、車<b>'''</b>'''番号である。
:: 正規輸入車、型式指定車と類似性が証明された並行輸入車、メーカーの特定された並行輸入車等の場合は、車両のVINが記載される。
:: 一部の並行輸入車や型式不明車、組立車、悪戯や腐食・修理等によって車台番号が判別できなくなった車両などの職権打刻車は、職権打刻による車台番号が記載される。この場合、職権打刻による刻印位置と、メーカーの打刻した元々のVIN(車台番号)がシリアル番号として備考欄に記載され、型式指定車の場合は型式指定番号欄・類別区分番号欄が空欄となり、備考欄に記載される。
; 型式
: メーカーが届出て[[国土交通省]](旧[[運輸省]])の指定(認定)した型式が記載される。型式は車の通称名よりも重要な部分であり、適合する[[排気ガス規制]]の年次や、車両の情報を逆引きする要素が詰まっている。
:: 「けいしき」と誤読される事が多いが、「<b>'''かたしき</b>'''」が正規の読み方である。
:: 自動車の構造に関わる部分の改造を行い、構造等変更検査を受け、保安基準への適合が確認され、その旨が登録をされると、型式に「改」が付される(例 : [[光岡・ラセード]]の型式は[[日産・シルビア|GF-S15改]])。
::: 公認改造車、マル改と呼ばれる事が多い。改造内容によっては、備考欄に構造変更書類を受理した運輸支局名の略称、受付番号、決済日及び改造内容が記載される。
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:: 原則として車名と関連づけられるが、[[OEM]]による調達車、北米向け[[レクサス]]の逆輸入車を国内市販されているトヨタ車の類似車両として申請した場合など、必ずしも型式指定(認定)を受けた者と一致しない場合がある。
:: 全く別の自動車でも同一型式となる場合もあり、[[日産・スカイライン]](通称箱スカの2000GT)と[[トヨタ・パッソ]](初代の1,000cc、FF仕様)は同じ「KGC10」型、[[スバル・インプレッサ]](2代目の1,500cc、FF仕様)と[[ホンダ・フィット]](初代の1,300cc、4WD仕様)は排ガス記号まで全く同じ「LA-GD2」型、またインプレッサ(2代目の1,500cc、4WD仕様)とフィット(初代の1,500cc、FF仕様)は排ガス記号まで全く同じ「LA-GD3」型である。この場合でも、車名及び後述の型式指定番号は異なるので車両の識別は可能である。
:: 国内で販売されておらず、型式指定を受けていない車両の逆輸入車について、メーカーの策定した型式が記載されているケースがある([[日産・240SX]]の型式<b>'''-RMS13-</b>''')。
:; 型式指定番号・類別区分番号
:: 型式指定番号(5桁)は、自動車の型式が国土交通省に指定を受けた番号が記載される。型式指定番号の1番は[[日産・ダットサントラック]]。
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* 検査証の発行を行った運輸支局若しくは検査登録事務所名
==== 検査証発行時の業務種別及び内容 ====
* ナンバープレートの付いていない新車・中古車を新たに登録した<b>'''新規登録</b>'''(但し二輪車と軽自動車は<b>'''新規検査</b>'''
* 検査証の有効期間を更新した場合<b>'''継続検査</b>'''
* 売買によって所有者を変更する(一般的な)名義変更は<b>'''移転登録</b>'''(但し二輪車と軽自動車は<b>'''記載変更</b>'''
** 登録車については、登録番号の変更を伴う場合は<b>'''番号変更</b>'''が、他の運輸支局・検査事務所で登録されていた車両の番号変更は<b>'''管轄変更入</b>'''が同時に記載される。
** 小型二輪車と軽自動車については、同時に車両番号の変更を行った場合でも<b>'''記載変更</b>'''のみ、但し小型二輪車は<b>'''管轄変更入</b>'''は記載される。
** 所有者を変更せず、使用者に係る事項のみ変更する場合は後述の変更登録である。
* 自動車の諸元を変更する検査を受検した<b>'''構造等変更検査</b>'''
** 諸元値の変更等によって種別が変更(小型→普通など)され、番号変更を伴う場合は<b>'''番号変更</b>'''が同時に記載される。
* 移転登録によらない所有者の氏名・名称及び住所、使用者、使用の本拠の位置、車両に係る記載内容を変更した<b>'''変更登録</b>'''(但し二輪車と軽自動車はこの場合も<b>'''記載変更</b>'''
** 登録車について、登録番号の変更を伴う場合は<b>'''番号変更</b>'''が、他の運輸支局・検査事務所で登録されていた車両の番号変更は<b>'''管轄変更入</b>'''が同時に記載される。
** 小型二輪車と軽自動車については、同時に車両番号の変更を行った場合でも<b>'''記載変更</b>'''のみ、但し小型二輪車は<b>'''管轄変更入</b>'''は記載される。
** 自動車の構造に係る事項を変更した場合<b>'''構造等変更検査</b>'''が併記され、登録番号の変更を伴う場合(乗用→貨物など)は<b>'''構変 番変</b>'''と記載される。
* 自動車検査証の紛失・き損等による<b>'''再交付</b>'''
** 検査標章(車検ステッカー)の紛失・き損等による<b>'''検査標章再交付</b>'''
 
==== その他 ====