「ルシファー」の版間の差分
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{{Quotation|「あなたがたも、夜が明け、明星がのぼって、あなたがたの心の中を照すまで、この預言の言葉を暗やみに輝くともしびとして、それに目をとめているがよい。」'' |新約聖書「[[ペトロの手紙二]]」1:19<ref>{{Cite wikisource|ペテロの第二の手紙(口語訳)|日本聖書協会|ja|nobullet=yes}}</ref></blockquote>}}
この一節では、明けの明星を意味するギリシア語の「ポースポロス」({{lang|grc|Φωσφόρος}})が ''lucifer'' とラテン語訳されている。このように、悪魔や堕天使を含意せず、時には[[キリスト]]をも指すルシファーの語が用いられた事例としては、4世紀の[[サルデーニャ]]の聖人である司教ルキフェルの名や、賛美歌カルメン・アウローラ(''Carmen aurorae'')などがある。イギリスの詩人[[パーシー・ビッシュ・シェリー|シェリー]]は、地獄の第9層に拘束されている
[[File:Blake Hell 34 Lucifer.jpg|thumb|200px|『[[神曲]]』地獄篇・第34曲に登場する「ルチフェル」<ref group="註">[[寿岳文章]]訳『神曲』での表記。教会ラテン語では ci は「チ」と読む(田淵文男監修、江澤増雄著 『教会ラテン語・事始め』 サンパウロ、2004年、99頁)。</ref>。[[ウィリアム・ブレイク]]による挿絵(水彩画)。]]
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