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==例外のパラドックス==
'''例外のパラドックス'''は、[[自己言及のパラドックス|嘘つきのパラドックス]]や[[ラッセルのパラドックス]]に似た[[パラドックス]]で、『例外のない規則はない』という命題も一種の規則であたるから、例外があるか否か[[命題]]を考察すると[[仮定]]し、その命題に対して
* この規則に例外があると仮定すると、この場合の例外とは「例外のない規則」だから、それがあるということは「例外のない規則がある」ということになり、矛盾する。
* この規則に例外がないと仮定すると、こ元の規則自体が例外のない規則の実例となり、やはり矛盾命題に反する。
このように、例外のない規則に例外があると仮定してもないと仮定しても自己矛盾してしまう。ゆえに、元の命題自体が偽である。すなわちそこで、『例外のないパラドックスはこの法則はあ自体にも適用できる。』と付け足す例:素数は2もあるが、付け足したとしても元の倍数で命題を真にすることはできない<br>ため、これはナンセンスである。
そこで、『例外のパラドックスはこの法則自体にも適用できる』と付け足す例もある。おそらく「この法則にも例外はある」という意味だろうが、付け足したとしても元の命題を真にすることはできないため、これはナンセンスである。
== 脚注 ==
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