「マリー・アントワネット」の版間の差分

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==アントワネットと入浴・香水==
アントワネットが幼少期を過ごした[[オーストリア]]には当時から[[入浴]]の習慣があった。母である[[マリア・テレジア]]も幼い頃からアントワネットに入浴好きになるよう教育している。<br>
入浴の習慣がなかった[[フランス]]へ嫁いだ後もアントワネットは入浴の習慣を続け、幽閉されたタンプル塔にも浴槽が持ち込まれたという記録がある。
 
また、[[入浴]]することにより、'''体臭を消す'''という目的が主だった[[香水]]にも影響をさせた。当時のヨーロッパ貴族が愛用していた[[ムスク]]や動物系香料を混ぜた非常に濃厚な香り(香りというよりは臭いという表現がふさわしい)よりも、花や[[ハーブ]]などの植物系香料から作られる軽やかな香りの現代の香水に近い物をアントワネットは愛用し、当時のヨーロッパ貴族たちの間で流行した。<br>
勿論、このお気に入りの[[香水]]もタンプル塔へ持ち込まれている。