「東京都議会黒い霧事件」の版間の差分

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TempuraDON (会話 | 投稿記録)
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;1963年に発覚した事件
*都財務局用地部用地課長が[[1960年]]7月頃に都営団地の用地買収の際に便宜を取り払った見返りとして、庁内紙代表から10万円の賄賂を受け取り、[[1961年]]6月頃に不動産ブローカーから第三者の庁内紙代表に5万円の賄賂を渡すように依頼して賄賂を贈らせた事件(第三者収賄では無罪となった)。
*建部順元[[衆議長]]が議長在任中だった1961年9月頃、都営団地用地買収予算の議会通過に、見返りとして庁内紙代表から200万円の賄賂を受け取った事件。
*都の外郭団体である[[東京都競馬]][[株式会社]]社長が競馬場施設賃貸問題について値上げしないように議決し、同社がレジャー施設を作ろうとしていた埋立権譲渡問題で、会社の申請を早急に議案として上程するよう建部と前自民党前幹事長である荒木由太郎に頼み、1963年2月選挙資金として計500万円の賄賂を贈った事件。
*建部が自ら会長を務める都の外郭団体・財団法人「愛都協会」から公金300万円を横領した事件。その他に建部が東京都競馬株式会社社長から150万円の収賄をした事件。さらに建部が庁内紙代表から用地買収に絡んで1000万円の収賄約束をした疑惑(裁判では無罪となった)。
*荒木が1960年6月に同月末に都議会議長選に立候補しようとしていた建部から自分への投票を頼まれ、30万円の賄賂を受け取った疑惑(贈賄の建部は時効が成立。裁判では無罪となった)。
*1963年4月に行われた[[1963年東京都知事選挙|東京都知事選挙]]で、[[東龍太郎]]派の選挙幹部らが証紙を偽作し、岡安彦三郎元東京都副知事ら関係者23人が起訴されたニセ証紙事件。