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細胞表面にも[[シアル酸]]など糖鎖は存在しており、これらは[[細胞接着]]、抗原抗体反応、[[ウィルス]]の感染など細胞のコミュニケーションに重要な役割を担う。例えば[[血液型]](ABO式)の違いを作り出しているのも、糖鎖の構造の差である。また生理活性を持つ低分子の中にも糖鎖を持つものがあり、これらはDNAの特定の配置を認識して結合するなどしてその作用をアシストしている。
人体において、糖鎖は8つの甘くない糖から構成されるといわれている。その8つとは、日常生活で摂取しやすい「グルコース(Glc)」「ガラクトース(Gal)」、摂取にしくい「マンノース(Man)」「フコース(Fuc)」「キシロース(Xy)」「N‐アセチルグルコサミン(GlcNAc)」「N‐アセチルガラクトサミン(GalNAc)」「N‐アセチルノイラミン酸(NANA)」です。
 
==構造の多様性==