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{{出典の明記|date=2010年2月}}
[[Image:kumihimo_5_b.jpg|thumb|'''組み紐'''(くみひも)]]
'''組み紐'''(くみひも)とは、日本伝統の[[工芸]]品で、細い絹糸や綿糸を編んで織り上げた紐。「角打ち紐」とリボン状に平たい「平打紐」と、丸い「丸打紐」の3種類に大きく分けられる。
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[[江戸時代]]のはじめには組み紐製造の[[内規台]]が作られ、より美しい色彩や模様も考案された。男性中心の武家社会に浸透した「[[真田紐]]」や「三分紐」は武具や[[刀剣]]の飾り等に盛んに用いられ、武士達の美的センスと伊達男ぶりを示すアイテムのひとつとされた。[[江戸]]末期の文化年間には女性の装いの[[帯締め]]としての用途にも使われるようになった。これらの組み紐は熟練の職人による一点ものの手工芸品だったが、[[1882年]][[ドイツ]]の[[バーメン]]から、工業用の組み紐製造機が輸入され、組み紐業が産業として成立するようになった。[[明治]]の[[廃刀令]]以降、刀剣の飾りとしての需要はなくなったが、帯締めの用途を中心に和服の[[装身具]]として定着した。
現在は設備のある文化教室で[[手芸]]として習うこともできる。
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