「共同配船」の版間の差分

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1隻の船上のコンテナ数を1セットとすると、日本側の陸上には3セットのコンテナが必要となる。つまり、港で陸揚げされたコンテナが次に船積みされるのは、3週間後に入港する船となる。コンテナは陸揚げされると、輸入荷主に引き渡され、輸入荷主の施設でデバンニング後、船会社に返却され、洗浄、修理等のメンテナンスを行う。その後、輸出荷主に貸し出され、貨物をバンニングし、輸出の様々な手続きを経て、船積みされる。その間、陸揚げ後ターミナルからの引き取りの日数(約6日以内)、引き取り後返却までの日数(約5日以内)を含んで考慮すると、約3週間程度を要することとなる。一方、外国側の港からの内陸の移動日数も考慮すると、さらに必要なセット数が増えることとなる。但し、毎回満載状態になる訳ではないので、平均消席率を90%と設定して計算するのが現実的である。<ref>-臼井修一『コンテナ物流の基礎』コスモ・レジェンド、2012年、p.65~68</ref>
[[File:Image of Contaoner rotation.pdf|thumb|left|800px|コンテナ流動イメージ図   出典:臼井修一『コンテナ物流の基礎』コスモ・レジェンド、2012年、p.66]]
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== 実際の事例 ==
; アジア-北米東岸航路における[[川崎汽船]]と外国船社との共同配船