「クロスバイク」の版間の差分
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== 概要 ==
使用用途は幅広く、通勤・通学から買い物のような日常の使用から、[[ポタリング]]・ファンライド指向のサイクリストなどに人気があるカテゴリである。また、ワイドレシオの
クロスバイクに類似した車種として、ロードバイクのドロップハンドルをフラットバーハンドルに変更した[[フラットバーロード]]と呼ばれるカテゴリもあり、
▲クロスバイクに類似した車種として、ロードバイクのドロップハンドルをフラットバーハンドルに変更した[[フラットバーロード]]と呼ばれるカテゴリもあり、最初からフラットバーハンドルを組み込むことを前提とした専用設計のフレームのモデルも存在する。スピードバイク、メッセンジャーバイクなどと呼称されることもあり、これらも広義にはクロスバイクの一種と見なされることもある。
== 登場の経緯 ==
クロスバイクは1980年代半ば、マウンテンバイクの感覚を残しつつ舗装道路での快適性を向上させる目的で登場し、CATと命名された。登場から数年は'''クロスオーバーバイク'''とも呼ばれており、この名称に当時のクロスバイクの定義をみることができる<ref>日本製としては初の量産型マウンテンバイクであるアラヤ・[[マディフォックス]]シリーズをベースに、専用設計フレームに700Cホイールを装備した「クロスオーバーバイク」ことMF700-CX-Fが発売されたことが、同社の1988年度版カタログで確認できる。これはホリゾンタル型とスローピング型の二種類のフレームで発売され、変速系は[[サンツアー]]、ブレーキ系は[[吉貝機械金属|ダイアコンペ]]、クランクセットは[[スギノエンジニアリング|スギノ]]を用いていた。まだ開発されていない[[Vブレーキ]]の代わりに[[カンチレバーブレーキ|カンチブレーキ]]であること以外は、現在の典型的なクロスバイクの形状が完成されたものであった。</ref>。当時は、クロスバイクのラインナップは各社ともに僅かであったが、1990年代MTBが斜陽化し不況となったため、1990年代半ばより各自転車販売会社はクロスバイクの販売に力を入れるようになり、
== 脚注 ==
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