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一丁の艪で推進する普通の艪船は前進しかできず、また小回りも利かない。原理上、漕艇の一動作ごとに舟は左右に頭を振り、また船尾が沈み込む。基本的に立位で、両手を使って操作するので、安定性が悪い舟や荒れた水面では使用しづらい。小型のものでは、足を使って操作するものもあるが、手を使うものよりも、操作に習熟が求められる。
 
後退させる必要のある船は船首にも艪がつけられるようにした(これを逆艪(さかろ)<!-- 読みは『広辞苑』にも記載されている。 -->」といった<ref>『[[平家物語]]』「逆艪」では、機動力を高めるために逆艪を備えさせるかの論争で、[[源義経]]が退く姿勢であるとして嫌い、反対した記述がみられる。</ref>)。大型船では舷側に艪を並べ、[[安宅船]]などでは100挺以上もの艪を装備した。
 
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==