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{{参照方法|date=2016年3月}}
'''勧進'''(かんじん)は、[[仏教]]の[[僧侶]]が衆庶の救済のための[[布教]]活動の一環として行う行為の1つで'''勧化'''(かんげ)ともいう。[[勧請]]ともいう。直接民衆に説いて[[念仏]]・[[誦経]]などの行為を勧める者や[[寺院]]・[[仏像]]などの新造あるいは修復・再建のために[[浄財]]の寄付を求める者がいたが、[[中世]]以後には後者の行為を指すことが一般的となった
直接民衆に説いて[[念仏]]・[[誦経]]などの行為を勧める者や[[寺院]]・[[仏像]]などの新造あるいは修復・再建のために[[浄財]]の寄付を求める者がいたが、[[中世]]以後には後者の行為を指すことが一般的となった。
 
なお勧請も、もともと仏教で仏に教えを請い、いつまでも衆生を救ってくれるよう請願することを指したが、日本では[[神仏習合]]によって神仏の霊を迎えての祈願を指すようになり、後に現在の意味に変化した。勧請は神道神社で使われることが多く、[[分霊]]ともいう。
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== 関連項目 ==
* [[勧進能]](勧進[[田楽]]、勧進[[猿楽]]もある)
* [[安宅 (能)]]
** [[勧進帳]]([[安宅]]上記をもとにした[[歌舞伎]]の演目)
* [[寄進]]
* [[勧請]]