「ボーイング737 ネクストジェネレーション」の版間の差分

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'''ボーイング737 ネクストジェネレーション'''は、[[アメリカ合衆国]]の[[航空機]]メーカー、[[ボーイング]]社が製造する[[ボーイング737]]の第3世代型となる小型[[ジェット機|ジェット]][[旅客機]]である。
 
== 概要 ==
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===基本型===
;737-600
:ボーイング737-500の後継であり、[[エアバスA318]]と競合する。オプションとしてウィングレットは含まれていない。[[ローンチカスタマー]]は[[スカンジナビア航空]]。
:[[ボンバルディア・エアロスペース|ボンバルディア]]や[[エンブラエル]]などの[[リージョナルジェット]]と競合する-600型は、エアバスA318共々苦戦し、2012年に生産を終了、価格表からも削除された。
 
;737-700
:737-300の後継となる基本型あり、[[エアバスA319]]と競合する。空力改善のため737-300より胴体が若干延長されているが、客室の長さは変わっていない。
:737NGNGシリーズのローンチカスタマーとなった[[サウスウエスト航空]]が[[1993年]][[11月]]に採用を決めた際に開発が始まった、ネクストジェネレーションシリーズの第一号だった。2015年よりアジア・欧州等から手放した同シリーズを大量購入したのもサウスウエスト航空であり、主に[[ウエストジェット]]、[[ターキッシュ・エアラインズ]]、[[ジンエアー]]、[[ティーウェイ航空]]、[[ライアンエアー]]、[[中国東方航空]]、[[トランスアエロ航空]]から購入してアメリカ国内線の輸送力増強に役立てている。
 
;;737-700C
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;737-800
:737-700の延伸バージョンで、737-400の後継で、[[エアバスA320]]と競合する。737NGNGシリーズ中最も多く生産されているモデルであり、[[エアバスA320]]と競合する。737-400よりも胴体が長く、最大座席数は[[ボーイング727|ボーイング727-200]]と同じ189席となった。ローンチカスタマーは[[ハパックロイド#航空部門|ハパックロイド・フルーク]](現[[TUIフライ]])。
 
;;737-800ERX
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=== 軍用型 ===
* [[P-8 (航空機)|P-8]]:-800ERX型を基に、[[アメリカ海軍]]が[[ロッキード]][[P-3 (航空機)|P-3]]の後継として導入した[[哨戒機]]。[[インド海軍]]や[[オーストラリア空軍]]でも採用されている。ボーイング社では737-800Aという名称も使用している。
* [[ボーイング737 AEW&C|737 AEW&C]]:-700型を基にした[[早期警戒管制機]]。[[オーストラリア空軍]]・トルコ空軍・[[大韓民国空軍]]が採用した。
* [[C-40 (航空機)|C-40]]:C-40Aは[[C-9 (航空機)|C-9B]]の後継としてアメリカ海軍に導入された輸送機。C-40BおよびC-40Cはアメリカ空軍の高官輸送機。C-40Aは主に海軍機として運用されており、陸軍高官輸送機としては[[C-12 (航空機)|C-12]]([[ビーチクラフト キングエア|キング・エア200]]型改修機)が用いられている。