「ボーイング737 ネクストジェネレーション」の版間の差分
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エンジンは、[[CFMインターナショナル]]の[[CFMインターナショナル CFM56#CFM56-7 シリーズ|CFM56-7B型]]に統一されている。主翼端にはオプションで[[ウィングレット]]を装備でき、離陸性能や燃費の向上が図れる(航行距離が長いほど燃費改善が大きく期待できる)。このウイングレットは翼端をそのまま上に持ち上げたような形状のため「ブレンデット・ウイングレット」と呼ばれている。このほか、燃料容量の増加もあって長距離飛行(最大[[航続距離]]がそれまでは3,000 - 5,000km程度だが、NG型は5,000 - 6,200km程度)が可能になったものもある。更に、2014年以降は後付したものおよび新造機において、「スプリット・シミタール・ウィングレット(Split Scimitar Winglet)」と呼ばれる新型ウィングレットを装着したものも現れ、ブレンディッド・ウイングレットより2%燃費が改善される<ref>http://flyteam.jp/news/article/32220</ref>。
内装を変えて[[ビジネスジェット]]に用いられるなど、737=短距離用・[[ローカル線]]用機材の概念も崩れつつある。ただ、胴体断面は[[ボーイング707]]以来ほとんど変わっておらず、そのため貨物室が[[:en:Unit Load Device|コンテナ]]に対応できないという問題点はそのままである。
2010年からは、[[ボーイング787|787]]の客室インテリアをもとに開発された、[[LED照明]]の採用や客室内騒音の低下などを図ったBSI(Boeing Sky Interior)仕様がリリースされており、2010年10月27日に[[アラブ首長国連邦]]の[[フライドバイ]]が世界で初めて導入した。
2014年7月16日に、737NGシリーズの通算5,000機目がロールアウトされた。この記念すべき5,000機目は、C-40Aクリッパーとして[[アメリカ海軍]]へ引き渡される<ref>[http://boeing.mediaroom.com/2014-07-16-Boeing-Rolls-Out-5000th-Next-Generation-737 Boeing Rolls Out 5000th Next-Generation 737] July 16, 2014</ref>。
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== 派生型 ==
[[ボーイング737 クラシック|737クラシック]]とは異なり、ダッシュのあとの数字が大きくなる順に胴体長が長くなっている。したがってNGシリーズでもっとも小さいのが-600型、もっとも大きいのが-900型で、-900型は[[ボーイング757|757-200]]にせまる収容力を持っている
売れ筋は-700型と-800型で、インドネシアの政府専用機として採用された特別仕様機もある。
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;737-900
:導入時点で最長の派生型
;;737-900ER
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また、[[スカイマーク]]が2006年から-800型の導入を開始し、2009年には保有機をすべて-800型に統一した他、[[スカイネットアジア航空]]も「ソラシドエア」へブランド変更した2011年から導入を開始し、現在は全て-800型に統一されている。2014年夏に運航を開始した[[春秋航空日本]]も日本の格安航空会社として初めて導入。
2014年3月、[[日本トランスオーシャン航空]](JTA)は機材刷新計画で現在のB737-400からB737-800に移行すると発表した。2016年1月に第1号機を受け取り、2019年までに全機を更新する。CFMインターナショナル製のCFM56-7エンジンを搭載し、最新の効率性向上パッケージ(PIP)も装備する予定。なお、今回のボーイング社との合意内容には、JTAが調達機材を[[ボーイング737MAX|737MAX]]に変更することを可能とする条項も含んでいる。
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