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朝廷において宴会が催された際、孫晧が「あなたの字は仲思というが、なにを思っているのかね?」と訊ねた。諸葛靚は「家にあっては孝行を思い、君主に対しては忠勤を、朋友に対しては信実を思っております。それだけのことでございます」と答えた。孫晧は満足し、諸葛靚の肩を叩き笑いながら去っていった。
呉が滅んだ後、司馬炎は諸葛靚とどうにかして連絡を取ろうしたが、彼は取り合おうとはしなかった。司馬炎の叔父司馬伷は、諸葛靚の姉を妃としていた。そこで、司馬炎は諸葛妃に頼みこんで諸葛靚を招かせ、諸葛靚が入るのを見計らって、司馬炎も部屋に入った。諸葛靚が廁まで逃げていくのを、司馬炎は追いかけて顔を合わせた。挨拶がおわり酒がめぐったとき、司馬炎が「今日ようやく再会できた。あなたはかつての竹馬の交わりを覚えているかね?」と訊ねた。諸葛靚は「臣は炭を呑んで漆を身に塗る(
== 評価 ==
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