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Rgz15c (会話 | 投稿記録)
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{{Quotation|『ローマの松』では、私は、記憶と幻想を呼び起こすために出発点として自然を用いた。極めて特徴をおびてローマの風景を支配している何世紀にもわたる樹木は、ローマの生活での主要な事件の証人となっている。}}
つまり、彼はこの曲で単に松のことを描こうとしたわけではなく、松という自然を通して[[古代ローマ]]へ眼を向け、ローマの往時の幻影に迫ろうという意図をもっていた。そのためこの曲には、[[グレゴリオ聖歌]]などの古い[[教会旋法]]が好んで使用され、古い時代への郷愁と過去への幻想が効果的に生かされている。
 
本作で題材となっている松は、イタリアなど地中海沿岸を中心に自生する[[イタリアカサマツ]]のことである。
 
== 楽器編成 ==