「御連枝」の版間の差分

広義には、[[天皇|天皇家]]・[[徳川将軍家|将軍家]]・[[大名|大名家]]など高貴な支配階級の顕職を[[世襲]]する権門において、当主の兄弟のうち仏門に入らずに特に取り立てられて一家を興した者、およびその者を祖とする家系をいう。天皇家からの[[宮家]]、徳川将軍家からの[[徳川将軍徳川御三家|御三家]]・[[徳川家光#一族|御両典]]・[[御三卿]]、藩主家からの[[支藩|支藩家]]などがこれにあたる。いずれの場合も、本家筋に[[嫡男|嗣子]]を欠く場合にはそれを継承することもあり得る存在として知られた。