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Jugem89 (会話 | 投稿記録)
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副教材などで教材の参考とするため関連する資料を集めたものを「資料集」という。
 
== 図書館の資料 ==
地域における資料を扱う主要な機関としては図書館、博物館、公文書館の三つが国立国会図書館の研究によって挙げられている。<ref>{{Cite web |url=http://current.ndl.go.jp/node/2281 |title=第4章 まとめ (4.1 地域における資料を扱う機関、4.2 図書館における地域資料、4.3 文書館、行政情報センター、博物館における地域資料) | カレントアウェアネス・ポータル |publisher=国立国会図書館 |accessdate=2016-12-22}}</ref>本項では主にそれぞれの公的機関における資料について記載する。
資料はオリジナルな情報を'''一次資料'''([[:en:Primary source|primary source]])とそれを編集、加工した'''二次資料'''([[:en:Secondary source|secondary source]])という区分が一般的になされている。しかし、一次資料について[[オリジナル]]か否かの判断の基準は明確ではなく、むしろ二次資料の情報源となるもの、さらには二次資料ではないという'''相対的'''な意味で使われている。<ref>{{Cite web |url=https://kotobank.jp/word/一次資料 |title=一次資料(イチジシリョウ)とは - コトバンク |publisher=[[図書館情報学用語辞典 第4版]] |accessdate=2016-12-11}}</ref><br />
 
=== 図書館の資料 ===
図書館の資料はオリジナルな情報を'''一次資料'''([[:en:Primary source|primary source]])とそれを編集、加工した'''二次資料'''([[:en:Secondary source|secondary source]])という区分が一般的になされている。しかし、一次資料について[[オリジナル]]か否かの判断の基準は明確ではなく、むしろ二次資料の情報源となるもの、さらには二次資料ではないという'''相対的'''な意味で使われている。<ref>{{Cite web |url=https://kotobank.jp/word/一次資料 |title=一次資料(イチジシリョウ)とは - コトバンク |publisher=[[図書館情報学用語辞典 第4版]] |accessdate=2016-12-11}}</ref><br />
二次資料に対する解釈は大きく2つに分けられる。一次資料を見付け出すための検索ツール(書誌、目録、抄録誌、索引誌など)と一次資料を編集、整理したり、その内容を取捨選択し、評価を加えたりした資料(百科事典、ハンドブックなど)である。前者のみを指して二次資料と呼ぶ場合もある。<br />
一次資料と二次資料の区分は理念的、相対的であるが、図書館の実務においては、資料の別置をするための便宜的な区分として利用される。<ref>{{Cite web |url=https://kotobank.jp/word/二次資料 |title=二次資料(ニジシリョウ)とは - コトバンク |publisher=[[図書館情報学用語辞典 第4版]] |accessdate=2016-12-11}}</ref><br />
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上記は図書館における資料の分類である。図書館は学問領域を問わずあらゆる出版物を蓄積することを目的としているので、[[資料]]の代表的な項目として記載した。しかし、資料の分類は学問分野の領域内によって多少異なる。例えば、明治時代の[[文学]]を研究している文芸批評家にとっての一次資料とは詩や小説そのものである。他の文芸批評家が書いた評論は二次資料となる。また、新しい抗ガン剤を求めて研究している[[医学|医学者]]にとっては実験結果や患者の治験記録を発表した論文が一次資料であり、それらの文献の一覧は二次資料である。こうした一次資料-二次資料…の区分はいくつかの分野でやや異なった意味で使用されているので、以下に例示する。
 
=== 博物館の資料 ===
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[[歴史学]]においては、「史料」という用語が使われる。
同時代の人間による生の史料を一次史料と呼び、後世の編纂物などを二次史料と呼ぶ。例えば、[[上杉謙信]]の残した書状や感状などは一次史料であり、米沢藩が一次史料を元にまとめた『上杉年譜』は二次史料である。これは史料のオリジナル性(当事者によるその当時のものかどうか)を基準にした場合の区分である。([[史料]]、[[史料批判]]の項も参照)
 
=== インターネット資料 ===
公的機関の発行する報告書などの重要な資料が、紙媒体からウェブ情報に移行していることを受け、それらをインターネット資料としてデジタルアーカイブする動きが見られる。国立国会図書館ではWARPという事業の中で取り組んでいる。ただし発信者の許諾なしには情報を収集しておらず、あくまで公益法人、私立大学、政党、国際的・文化的イベント、東日本大震災に関するウェブサイト、電子雑誌などを主な対象としている。<ref>{{Cite web |url=http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/internet/index.html |title=インターネット資料の収集|国立国会図書館―National Diet Library |publisher=国立国会図書館 |accessdate=2016-12-22}}</ref>
 
== 出典 ==