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* [[モンゴル]]や[[中央アジア]]の[[遊牧民]]の間では「鷹」という言葉が力ある者の象徴として人名に用いられた。[[トゥグリル・ベグ]]の「トゥグリル」や[[オン・ハン]]の本名「トグリル」はいずれも鷹という意味である。
* [[イソップ寓話]]には『鷹と矢』という話がある。内容は、ある鷹が獲物の兎を狙おうと岩の上から目を凝らしていた。そこへ物陰に潜んでいた射手が矢を鷹目がけて放った。矢は心臓に突き刺さり鷹は倒れた。虫の息の鷹が矢の矢羽根を見ると、矢羽根は鷹の羽で作られていた、というもので「己を滅ぼす者は己である」といった教訓を導く話となっている。
* [[長野県]]では昔、タカの捕獲が盛んだった。タカの巣から幼鳥などを捕獲したので「巣場」がつく地名がみられる。森巣場、右京巣場、日向巣場、麦草巣場、六助巣場、抜井巣場、善右衛門巣場、原小屋巣場、などある<ref>『北佐久口碑伝説集佐久編限定復刻版』長野県佐久市教育委員会全434中27P昭和53年11月15日発行</ref>。また、タカの眼球やタカの爪を煎じて飲むという伝統風習が長野県阿智村や喬木村にあった<ref>『信州の民間薬』全212頁中85頁医療タイムス社昭和46年12月10日発行信濃生薬研究会林兼道編集</ref>。
 
== 鷹を名称に用いたもの ==