「クレヨンしんちゃん外伝 おもちゃウォーズ」の版間の差分

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=== スタッフ ===
監督は『[[ドラえもん 新・のび太の日本誕生]]』([[2016年]]、監督・脚本・絵コンテ)を担当した[[八鍬新之介]]が務めており、本作は八鍬の『クレヨンしんちゃん』初参加作品となる。
 
シリーズ構成は[[うえのきみこ]]が前作に引き続き担当しているが、第3話以降の一部の回の脚本に関しては八鍬と共同で担当している。また、美術監督は八鍬の手がけた[[ドラえもん映画作品|映画ドラえもん]]の監督作品で美術監督を務めた[[清水としゆき]]が登板している。清水が『クレヨンしんちゃん』で美術監督を務めるのは『[[クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦]]』(2002年)以来14年ぶりとなる。そのほか、音楽は前作の[[多田彰文]]が『[[新あたしンち]]』で共同担当した中村博が起用されている。
 
== ストーリー ==
:空前の大ブームを巻き起こした特撮番組の悪役“オバーン“。オバーンフィギュアも人気を博すが、あっという間に人気は廃れ、売れ残ったフィギュアは処分されてしまう。そんなある日、捨てられたオバーンフィギュアに稲妻が落ち、命を宿す。自分を捨てた人間達への復讐に燃えるオバーンおもちゃ達と共同し、全人類をおもちゃに変える「モチャモチャ計画」を実行する。それに立ち向かうカスカベ防衛隊との戦いがはじまる
 
== 本作のキャラクター ==
; オバーン
: チューコーネン仮面の悪役である美魔女怪人。悪役だが主人公のチューコーネン仮面より強くインパクトの強さから人気が高い。また美容グッズを開発して視聴者に売っているという一面もある。
: 人気の低下により売れ残ってしまい、処分されようとした一体に稲妻が当たり、ったことで動けるようになった。人間達への復讐を計画しており、あらゆるおもちゃに命を与え洗脳する力を持つ
: 「バッチグー」「[[OK牧場]]」など、[[死語 (言語学)|古い言葉]]を随所に使う。視聴率0%のはずの誰にも見られたくない最終回「さよならオバーン」をしんのすけに見られたため、しんのすけを敵視している。
; チューコーネン仮面
: チューコーネン仮面の主人公。マントとマスクを着けたおじさんの姿をしている。こちらも人気の低下により売れ残ってしまい処分されたが、オバーン同様稲妻に当たり動けるようになった。
: オバーンの宿敵のヒーローは常に子供の味方ということもあり、子供達を憎んでいるおもちゃ達の中で唯一しんのすけ達の味方だが、戦闘力は大したことはなく作中でもオバーンに勝ったことがない。
: また味方になった本当の理由は今まで一度もオバーンに勝てなかったから、しんのすけ達と手を組んでオバーンを倒したいためである。
; マリオネッコ
: オバーンの手下。猫の姿をしたマリオネットで表向きはちんだらけの案内係。当初は気さくに振舞ったが再登場後は態度をガラッと変え、子供達に多額の金を要求し、マシンを使わせなかったり、人間達を「モチャモチャ爆弾」を使って野原一家をおもちゃに変えるなど本性は性悪である。
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: オバーンの手下。ネジ巻き人形の姿をした科学者。ワーガマーマを開発した人物でもある。
; ミカちゃん
: 桜田ネネの家にあったドール人形。桜田ネネがおままごっとセットに夢中になった為、ベットの下にほったらかしにされていた。オバーンに命を与えられ、復讐計画に賛同するよう洗脳するされた
; 青ひげ
: 佐藤マサオの家にあったおもちゃ。長いこと棚の上に置きっぱなしにされた為、蜘蛛の巣が引っ付いてしまういる。オバーンに命を与えられ、復讐計画に賛同するよう洗脳するされた
; アクション仮面ゴールド
: 野原しんのすけがちんだらけで貰ったおもちゃ。姿や声は通常のアクション仮面と同じだが、実はオバーンの手下しんのすけのおもちゃを奪い、アクション仮面とカンタム達を洗脳するした(当初アクション仮面は復讐に反対していたがオバーン達に洗脳され、モチャモチャ計画に賛同された)。
 
== 用語 ==
; ちんだらけ
: とある場所に新しくオープンしたおもちゃ屋。元ネタは「[[まんだらけ]]」{{要出典|date=2016年12月}}。最初はオープン記念で好きな玩具を無料で提供したが、実はどのおもちゃも子供達のおもちゃを奪うためのスパイであり、無料提供したのもおもちゃを奪われた子供達を禁断症状に落とすための策で、」だった。その後は多額の金を要求し、おもちゃを与えず、さらに追い討ちをかけるようにCMを流すことでボーちゃん以外の子供達を禁断症状に落とした。
; モチャモチャ計画
: オバーンが実行しようとしている計画。その内容は「老若男女問わず「モチャモチャ爆弾」で全ての人間達を全員おもちゃに変える」というもの。この計画によりシロはロボット、みさえはブーブークッション、ひろしは笑い袋、ひまわりは起き上がりこぼし人形にされ
; ダダエネルギー
: おもちゃが欲しくて禁断症状を起こした子供達が、手足を打ち付け駄々をこねるときに発生するエネルギー。
: 街の地下に埋められたケーブルを通じてちんだらけに集められている。おもちゃより石が好きなボーちゃんだけは助かり、おもちゃに取り憑かれたしんのすけ達を正気に戻した。
; ワーガマーマ
: ダダエネルギーがシステムのメーターを満たしたときに目覚めるとされるおもちゃ兵器。チューコーネン仮面によると目覚めると一週間で世界がおもちゃになると言われている。
; チューコーネン仮面
: 正義の味方である中高年のおじさんと悪役である中高年のおばさんが戦う特撮番組で、悪役のオバーンが人気が高かったため、DVDの表紙はほとんど彼女のコスプレ姿である。ストーリーや設定などお世辞にも良いものとは言えないが、なぜかアクション仮面並の人気だったらしい。しかし人気があったのは一時期だけなのでだった事から「特撮界の一発屋」という言われている。DVDは全6巻ある。
: DVDは全6巻だが悪役のオバーンの人気が高かったため、DVDの表紙はほとんどオバーンのコスプレ姿で占められている。
 
== キャスト ==
* [[野原しんのすけ]] - [[矢島晶子]]
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; 劇中歌「MASKED MIDDLE AGE」(第6話)
: 作詞 - 八鍬新之介 / 作曲・編曲・歌 - 中村博
このほか、[[クレジットタイトル|クレジット]]されていないが第2話で[[アクション仮面]]ゴールド(声 - 玄田哲章)が「[[ラヴ・イズ・オーヴァー]]」を歌唱している。
 
== 脚注 ==