「マトリョーシカ人形」の版間の差分

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胴体の部分で上下に分割でき、中には少し小さい人形が入っている。これが何回か繰り返され、人形の中からまた人形が出てくる[[入れ子]]構造になっている。入れ子にするため腕は無く、胴体とやや細い頭部からなる筒状の構造である。5-6重程度の多重式である場合が多い。
 
マトリョーシカという名称は、ロシアの女性名からきている。それぞれの人形には[[スカーフ]]姿の若い女性の像が描かれているのが本来であるが、[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]をはじめロシア・ソ連の歴代指導者が描かれたものや、動物など人間以外のものが描かれたものなど、絵柄は各種に広まっている。日本にもマトリョーシカ人形と同じ作りで、[[だるま]]などの入れ子人形がある。
 
== ルーツ ==
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しかし、[[日露戦争]]は[[1904年]]から[[1905年]]の出来事であるため、3の説は1900年にパリ万博でマトリョーシカ人形が銅メダルを獲得している事実と明らかに矛盾する。日本ユーラシア協会では、1・2の説を採用している(外部リンク参照)。
 
他に国営工場があった[[ニジニ・ノヴゴロド州]]のセミョーノフ市を発祥地とする説もある<ref>[http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/ftp-kokusai/nizhny.html ロシア連邦ニジェゴロド州との経済交流について] - 宮城県</ref>。
 
高山正之は自身の著書でマトリョーシカの第一号が飾られている[[セルギエフ・ポサード]](旧・ザゴルスク)の博物館には「日本に教わったという縁起が記されており、隣にはモデルとなったとされている[[箱根七福神]]の入れ子人形も展示されていると著している<ref>高山正之著『変見自在 サダム・フセインは偉かった』新潮社 2007年(平成19年)</ref>。
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== ギャラリー ==
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{{Commons|Matryoshka}}
* [[こけし]]
* [[テルミン|マトリョミン]] - マトリョーシカ人形の形をした[[テルミン]](電子楽器)。どちらも[[ロシア]]製であること結びつけた製品だが、これは外見のみの模倣であり入れ子構造にまではなっていない。一般的なテルミンとはまた別の演奏技術を要する面ある。
* [[旅ずきんちゃん 〜全日本のほほ〜ん女子会〜]] - [[CBCテレビ|中部日本放送]]制作の紀行バラエティ番組。出演者をマトリョーシカ人形化したアニメーションを使用。
* [http://matryoshka.ewok.jp/gallery/ マトリョーシカ・ギャラリー] - 日本人が作るオーダーメイドのマトリョーシカ人形。
* [[Matroska]] - [[マルチメディア]][[コンテナフォーマット]]のうちの1つ。
 
{{デフォルトソート:まとりよおしかにんきよう}}