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'''人民芸術家'''({{Lang-ru|Наро́дный арти́ст}})は、[[ソ連]]や[[ソビエト連邦構成共和国]]、[[共産圏]]の国々などで[[芸術家]]に与えられた[[栄誉称号]]である。'''国民芸術家'''や'''国家芸術家'''と訳されることもある。[[ソ連崩壊]]後も現在まで制度が継続されている国も多い。また、これらの国では、人民芸術家より下位の称号として'''[[功労芸術家]]'''({{Lang-ru|Заслу́женный арти́ст}})があることが多い。
 
== 旧ソヴィエト連邦・ロシア連邦の人民芸術家 ==
旧ソヴィエト連邦、ロシア連邦下でも芸術分野では映画監督や俳優、歌手が多く受称しており、映画界からは、ソ連時代の映画監督でショロホフ原作『人間の運命』で監督デビューを果たし、自身でも主演。後にトルストイ原作の『戦争と平和』で監督を務めたセルゲイ・ホンダルチュークが授与されている<ref>「セルゲイ・ホンダルチューク氏 死去「戦争と平和」を監督」『朝日新聞』1994年10月21日夕刊13頁参照。</ref>。同じくソ連時代に同称号を授与された人物としては、バレリーナとして[[1944年]]から[[1978年|78年]]までホリジョイ劇場を舞台に活躍し、「シンデレラ」、「ジゼル」、「白鳥の湖」、「ロミオとジュリエット」で主役を演じたライサ・ストルチコワが知られる<ref>「ライサ・ストルチコワさん(ロシアのバレリーナ) 死去」『朝日新聞』2005年5月4日東京朝刊27頁参照。</ref>。[[歌手]]としては、旧ソ連モルタルビア共和国生まれのオペラ歌手として活躍し、ソ連崩壊後はモルドバ共和国民となったマリア・ビエッショが知られ、1967年、東京で開催された「第1回マダルバタフライ施次回コンクール」でも優勝を果たすなど数々のタイトル・栄冠に輝いた人物として知られている<ref>「訃報:マリア・ビエッショさん 76歳=モルドバのオペラ歌手」『毎日新聞』2012年5月17日大阪朝刊29頁参照。</ref>。
 
== 脚注 ==
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== 参照文献 ==
*『朝日新聞』1994年10月21日夕刊
*『朝日新聞』2005年5月4日東京朝刊
*『毎日新聞』2012年5月17日大阪朝刊
== 関連項目 ==
*[[ソ連人民芸術家]]