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==研究==
[[ファイル:Wurmloch.jpg|250px|サムネイル|ワームホールが地上に在った場合の想像図 [http://www.spacetimetravel.org/wurmlochflug/wurmlochflug.html] [http://www.vis.uni-stuttgart.de/~muelleta/MTvis/]]]
ワームホールは、[[アルベルト・アインシュタイン|アインシュタイン]]-[[ネイサン・ローゼン|ローゼン]]ブリッジ (アインシュタイン-ローゼン橋) とも呼ばれるが、現在のところ、[[数学]]的な可能性の一つに過ぎない。[[シュヴァルツシルトの解]]で表される[[ブラックホール]]解は、周りの物質を何でも呑み込む領域を表すが、数学的にはその状況を反転した[[ホワイトホール]]も存在する。ブラックホールとホワイトホールを単純に結んでワームホールと考えてもよいが、この場合は通過不可能である。またホワイトホールはブラックホールとは逆の、落下不可能な[[反地平面]]を持つが、この[[反地平面]]は物理的にきわめて不安定であるためホワイトホールを仮定するようなワームホールはすぐに潰れてしまう。また、観測的には、ホワイトホールのような領域の存在を示唆する事実は全くない<ref>[http://www.nationalgeographic.co.jp/science/space/universe/black-holes-article.html ナショナルジオグラフィック公式サイト・ブラックホール]</ref>。
[[電荷]]を加えたブラックホールでは通過可能になり得るが、元の場所へは戻ってこられないし、そもそもそのような解はブラックホールの外の座標系をブラックホールの内側まで延長したことで得られるものであり、妥当性に疑問がある。また、そのような場合は特異点が真空を分極するため、人間が耐えられないほどの高エネルギーかつ高フラックスの放射線が発生していると考えられる。