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『'''桶物語'''』(おけものがたり、[[英語]]:''A Tale of a Tub'')は、[[ジョナサン・スウィフト]]の小説である。幾重にも付された序文や相次ぐ脱線(主となる挿話と挿話の間に脱線のための章が別途置かれる)など、特異な作品構造を持つ。パロディの手法が用いられている。『[[書物戦争]]』と合わせて一冊の本として公刊された。作品の内容および構成からも関係が深く、両者は合わせて一つの作品として読まれるべきであると考えられる。
 
題名は、[[トマス・ホッブズ|ホッブズ]]の『[[リヴァイアサン (ホッブズ)|リヴァイアサン]]』にある、鯨をよけるための水夫の慣習についての挿話から取られている。その内容は[[新旧論争]]での古代派と近代派の対立、および[[宗教改革]]期以来の[[カトリック教会|カトリック]]と[[プロテスタント]]の対立を風刺するが、この物語は単線的に進むわけではなく、絶えず脱線によって中断される。
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[[Category:アイルランドの小説]]
[[Category:18世紀の小説]]
[[Category:パロディ小説]]
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