「フロログルシノール」の版間の差分

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'''フロログルシノール'''(phloroglucinol)は、[[医薬品]]や[[爆薬]]の合成に使われる[[有機化合物]]である。フロログルシノールは[[フェノール]]型である1,3,5-トリヒドロキシベンゼンと、[[ケトン]]型である1,3,5-シクロヘキサトリオン(フロログルシン)の2種の[[互変異性|互変異性体]]が存在し、それぞれ[[化学平衡]]の関係にある。フロログルシノールは多官能性であることから有機合成における中間体として便利である。
[[File:Phloroglucin Tautomerie.svg|center|300px]]
フロログルシノール二水和物の結晶の融点は116-117 {{℃}}であるが、無水和物の融点は218-220 {{℃}}と高い。[[沸騰]]はせず、[[昇華 (化学)|昇華]]性を持つ。
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== 出典 ==
{{脚注ヘルプ}}
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