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|省略 = 昆虫綱
|名称 = クロヤマアリ 
|画像 = [[ファイルFile:Formica japonica's queen and worker and cocoon 1.JPG|260px]]
|目 = [[ハチ目]](膜翅目) [[:w:Hymenoptera|Hymenoptera]]
|亜目 = [[ハチ亜目]](細腰亜目) [[:w:Apocrita|Apocrita]]
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|英名 = - <!-- [[:w:|]] -->
}}
[[ファイルFile:Formica japonica.JPG|150px200px|thumb|right]]
== 生態 ==
'''クロヤマアリ'''(黒山蟻、''Formica japonica'')は、[[ヤマアリ亜科]][[クロヤマアリ属]]に属する種。

草原など日当たりの良い土の露出したところに、深さ1m1メートルほどになる巣を作る。主に[[アリマキ]]の出す甘露や花の蜜、昆虫の死骸などを食べるが、花びらや[[ツクシ]]の穂を食べる姿も見られている。関東型と関西型に大別され、関東型は1つの巣に1匹の女王が居るが、関西型は複数の女王が同じ巣で暮らしている。公園などの身近な場所にも巣を作り、数も多いために日本ではかなり身近なアリの1つである。
[[ファイル:Formica japonica.JPG|150px|thumb]]
 
== 形態 ==
働きアリは体長4~6mm程 - 6ミリメートルほどになり、女王アリは約10mm程10ミリメートルほどの光沢のない灰または褐色がかった黒色のアリをしている

乾燥した土壌に営巣する。[[クロオオアリ]]と似ているが、、[[クロオオアリ]]は側方から見て前・中胸背縁は緩やかな弧を描くのに対し、本種は側方から見た胸部の背縁が二山となるので容易に区別出来できうえ、本種の方が大きさ身体が小さいので素人目でも区別は可能である。
 
== 分布 ==
ほぼ[[日本]]全国に分布しており、日本以外では[[サハリン]][[千島]][[東シベリア]][[モンゴル]][[中国]][[朝鮮半島]][[台湾]]などでも見られる<ref>[http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F80706.html JAnt: クロヤマアリ (Formica japonica)の解説]</ref>
 
== 天敵 ==
同じヤマアリ亜科の[[サムライアリ]]は本種の巣を襲い、働きアリや蛹などを攫いさらって[[奴隷]]とすることで知られている。また、サムライアリの新女王はクロヤマアリの巣に単身で侵入し、その巣の女王を殺して巣を乗っ取る<ref>[http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0003/queen.html 巣を乗っ取る女王アリ | 日経サイエンス]</ref>
また、サムライアリの新女王はクロヤマアリの巣に単身で侵入し、その巣の女王を殺し巣を乗っ取る。<ref>http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0003/queen.html</ref>
 
== 脚注 ==
{{reflist}}
 
== 関連項目 ==
* [[アリグモ]]
 
{{commonscat|Formica japonica}}
{{wikispecies|Formica japonica}}
* [[アリグモ]]
 
{{Animal-stub}}