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細胞壁に[[ペプチドグリカン]]がないため、[[ペニシリン]]系・[[セフェム系]]のβラクタム[[抗生物質]]は無効であり、[[マクロライド]]系・[[テトラサイクリン]]系・[[ニューキノロン]]系といった抗菌剤が治療には用いられる。女性のクラミジア感染が蔓延しつつあり、[[不妊症]]の原因となる[[骨盤腔]]内の感染が問題となりつつある。
また[[性的接触]]によって感染するので、[[性感染症]]の一種であり、他の性感染症と同様、性交渉により[[キャッチボール]]と呼ばれる感染パターンのため性的パートナーも危険に曝されている。このため、治療は、性的パートナーと同時に行わなければならない。
 
クラミジアが血液感染するかどうかは、2014年7月現在、判明していない。60℃10分間の加熱で死滅するので、加熱処理された血液や血液製剤から感染する可能性はまったくない。