「ゲームセンターあらし」の版間の差分

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一本目を発表後『コロコロ』に連載したのは、すがやから企画を出した[[モータースポーツ]]漫画『[[F・1キッド]]』で、主人公がいい子であったため人気は今一だった。
 
読み切り2本目は1979年春に『[[ウルトラマン]]』シリーズを集した増刊が出た際、『ウルトラマン』以外の漫画を2本載せることになり、このうち1本を『あらし』にしたいとのことで、当時ブームだった『[[スペースインベーダー]]』をメインにして描かれた。すると人気投票で全体の8割の票を集めるトップとなり、急遽『コロコロコミック』に当時連載していた『F・1キッド』を終了させ、本誌で『あらし』を連載することになる。[[てんとう虫コミックス]]には、この読み切り2本目が第1話として収録されている。これは、読み切りの1本目と2本目ではキャラクター設定が異なっている点があり、その後始まった連載が読み切り2本目の設定を基本にしているのと、すがや本人が読み切り1本目の原稿を紛失してしまったためである。
 
連載後もすがやは「これは『ライダー』だ」と言い聞かせて描いたが、アクションシーンにも違和感がなくなるどころか、大胆で非現実な話をうまく描くことができた。この『あらし』の好調ぶりで、すがやは「やっと漫画家として自らを認めた」と語っている。