「元 (ストリートファイター)」の版間の差分

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=== 他のキャラクターとの関係 ===
; [[春麗]]
: 春麗の使用する技「'''元伝暗殺蹴'''」は、元のものと同じである<ref>初代『ストリートファイター』の'''元キック'''は、片手で身体を支えつつ、横向きに両足で蹴り出す技。『ZERO』シリーズにおける元の「喪流」強足払いは片手で身体を支えるが、片足で蹴る技になっている。</ref>。これは春麗の父が元の教えを受けた弟子であり、彼女がこの技を父から教わったことによる。ただし二人は面識がないため<ref>『ZERO2』でのお互いの乱入戦にて。</ref>、元も春麗のことをどこまで知っているかは言及されていなかった。
: その後、家庭用『ストIV』において、元は春麗の父がシャドルーに拉致される現場に居合わせていたが救い出すことができなかったことと、その後は春麗の成長を陰から見守っていたという事実が語られた。また、元は春麗の父を探し出すことを目的の一つとしているほか、春麗が軍事企業S.I.N社の研究施設に潜入し、施設の崩壊に巻き込まれた際には身を挺して彼女を助け出す場面も見られるなど、春麗親子には並々ならぬ強い情念を抱いている様子も描かれた。一方で、春麗は元が失踪した父について何か知っていると考えているため、時には彼女に戦いを挑まれることもある。
 
; [[豪鬼]]
: 『ZERO』シリーズにおけるライバルキャラクター。『ZERO2』での元の最終ボスは豪鬼である<ref>同作の豪鬼の対CPU戦の最終ボスは元である。</ref>。闘いに勝利した後、止めを刺さずにそのまま去り「倒すのはたやすいが、それでは生涯最大の楽しみを失う」と、豪鬼との「死合」を楽しみに取っておく。次作の『ストリートファイターZERO3』(以下『ZERO3』)では、元も豪鬼もお互いをさらに意識しており、戦闘前に互いのスーパーコンボを防御しあうデモが挿入されるなど、演出が増えた。
: 『[[ストリートファイターV]]』では中国の繁華街で死合うが、「鬼神」へ変貌しつつある豪鬼に讃嘆するも、自らの拳の強大さ故、人であることを捨てた豪鬼を嘲笑し、逆鱗に触れ一撃で"滅殺"された<ref>死後、豪鬼は元に「自分が進むのは鬼の道、人であるかどうかなど関係ない」と言い返される。</ref>。
 
; [[リュウ (ストリートファイター)|リュウ]]
: リュウのことは、豪鬼に次ぐ暗殺拳の使い手と考えている。『ZERO3』の対CPU戦ではリュウと戦い、戦闘後に「暗殺拳とは思えない潔い攻め」と評するが、彼の中の秘められた力(殺意の波動)に気付く。
 
; [[ベガ (ストリートファイター)|ベガ]]
: 犯罪組織[[シャドルー]]の総帥。春麗の父を誘拐または殺害したベガは、元にとっては弟子の仇となる。しかしストーリー上は深く言及されておらず、元自身もシャドルーを「下衆な悪党」と呼び、相手にしていない。
: 『ZERO3』の[[マイク・バイソン]]の台詞では、元はシャドルーの密売員を次々と葬っているという。
 
== ゲーム上の特徴 ==
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; 百連勾(ヒャクレンコウ)
: 突きや掌底を高速で繰り出す技。弱攻撃連打からつながるほど発生が早いが、攻撃を喰らった相手は大きくのけぞるため、ヒット数は少ない。
: 『ウルIV』のオメガエディションのEX版は、連続の突きがヒットすると相手を浮かせ、振り返りながら強力な突きを繰り出す。
; 逆瀧(ゲキロウ)
: 地上で一瞬身体を丸めた直後、天上へ向かって蹴りを出しながら上昇する。追加入力でキックボタンをタイミングよく押すことで、ヒット数とダメージが増加する。追加入力の受付時間がシビアに設定されているため、闇雲に連打しても途中で技が途切れてしまうが、フルヒットさせれば大ダメージを与えることが可能。
: 『ウルIV』のオメガエディションのEX版は初段がヒットすると2度蹴りながら上昇し、3連続の蹴り繰り出す。
 
; 忌流
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: 画面端に向かってジャンプし、三角飛びを行ったのち派生技に移行する奇襲技。技後は各種飛び蹴りのほかに「天井張り付き」に派生することが可能で、天井張り付き後も上空から各種急降下蹴りを繰り出すことができる。溜めコマンドの技。
: 最初のジャンプは前方、後方どちらに飛ぶことも可能で、そこからさらに角度の異なる蹴り技を放つことができる。「徨牙」後の各種蹴り技を喰らった相手は吹き飛びダウンする。『ZERO3』のX-ISMでは使用不可。
: 『ウルIV』のオメガエディションでは派生する蹴りそれぞれに技名がつくようになる。
:; 急停止
:: 画面端に向かうとそのまま真下に着地する。
:; 近距離蹴り
:: 斜めに下降しながら蹴りを放つ。
:; 遠距離蹴り
:: 「近距離蹴り」よりも長い距離を下降しながら蹴りを放つ。
:; 天井張り付き
:: 画面上を真横に移動する。移動する距離は画面半分まで。
::; 真下蹴り
::: 「天井張り付き」の後に、真下に下降しながら蹴りを放つ。
::; 超近距離右方向蹴り
::: 「天井張り付き」の後に、右斜め下に下降しながら蹴りを放つ。
::; 超近距離左方向蹴り
::: 「天井張り付き」の後に、左斜め下に下降しながら蹴りを放つ。
 
=== スーパーコンボ / ウルトラコンボ ===
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; UC2 - 死点穴(シテンケツ)
: 『スパIV』のウルトラコンボ・II。「死点咒」と同じように相手の全身を高速で突いたのち、仕上げに額に突きを放つ。攻撃力は高いが、リカバリアブルダメージ=時間経過で与えたダメージが回復していくという特徴があり、回復を止めさせて完全にダメージを与えるには技後にもう一度なんらかの攻撃をヒットさせる必要がある。
: 相手の体力が一定以下の場合はそのままK.O.となる。
 
; 忌流
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:『ストIV』にて追加されたウルトラコンボで、『スパIV』のウルトラコンボ・I。「蛇咬叭」を決めた後に竜巻を発生させて相手を舞い上げ、勢い良く地面に叩きつける。
; UC2 - 啼牙(テイガ)
: 『スパIV』にて追加されたウルトラコンボ・II。急降下蹴りがヒットすると、四方八方から連続で跳び蹴りを放つ。
:画面から消えて方向を変えた蹴りを放っているように見えるが、スローモーションなどで確認すると全て壁や天井などで三角飛びをしていて「狂牙」の強化版であることが分かる。
 
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